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てんせい☆  作者: MAKI
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【012話】転生者捜索1

2人の共通した証言により、ミサキは魔王を探すとゆう目的を失い、茫然としている。


ミカもマキもあまりにも突然すぎた出来事が重なった挙句、現在のミサキのこの状態に困惑していた。


ミカは即座に頭の中を整理した。憧れの存在でもあるミサキのために何かいい案はないかと考えた。


(お姉さまは お慕いする前魔王様が消滅したと思い込んでいる。しかしまだそう決まったわけではないわ、それに今現在の転生者は、お姉さま、私、マキちゃんの3人。だとしたら。)


ミカはなにかの答えを導き出した。そしてこう告げた。


「お姉様!まだ前魔王様が消滅してしまったと決めつけるのは早すぎるかもしれません!この3人の内、2人が『転生大全集』が転生成功後消滅するという記載を確認していただけで、もしかしたらお姉様の方には記載がなかったかもしれません。」


茫然としていたミサキだが、ミカが話し出すと正気に戻りミカの話を聞いていた。


そしてミサキは答えた。


「ミカ、たしかにそうかもしれないんだけど、あの時は嬉しさのあまり舞い上がってしまってて、細かいところはほとんど読んでないのよね。。。それに転生後の記憶のことだって見てなかったわけだし、実際に記憶は失われていたわけだし。」


だんだん表情がしずんで行くミサキ。



そう言われるのも見越していたミカが先程思いついた案を言おうとしたその時!



「でしたら、他にも転生者がいないか探し出して聞いてみましょうよ!」



ミカより先にマキが答えてしまった。。。


マキもミカと同じ答えに辿り着いていたのだった。


(や、やられた!新参者のくせに!なんて人なの!お姉様に褒められようと一生懸命考えたのに!台無しじゃない。もしかしてお姉様を横取りする気!?)


ミカは少しマキを睨みつけた。


ミカもミサキも現在は封印魔法により普通の女子高生である。人並みの嫉妬心などはちゃんと芽生えてくる。ミカは独占欲がもともと強かったことも少なからず影響している。


「そ、そうですわね、私も同じ意見ですわ。」


顔を引き攣らせながら答えるミカを見て、ミサキとマキは『?』だった。


「私達の他にも転生者か。。。そうね、もうすでに3人いることだし、後数名いてもなんら不思議じゃないわね、もし他の転生者も【転生大全集】により転生していたとすれば、その記載されていた内容も聞き出せるわね。」


ミサキは決断した!新たな転生者を探すことに!


昼休みが終わり、各自教室に戻った。続きは放課後に持ち越された。



*****放課後 生徒会室*****


3人は再び集まった。『新たな転生者を探し出す』当面の目標はこれだ。

そして2度目の会議が行われた。


まず現在の3人の状態から捜索可能か判断することとなった。

ミサキ、ミカは封印魔法により現在ごく普通の女子高生である為、各自が持つ能力を使用して転生者かどうか見分ける事はできない。


ミサキの封印を解くことは、すなわち人類の滅亡につながる恐れがあるのでそれはできない。封印を解くことができるのは、マキの魔法陣が構築された場所のみ可能である。


ミカはどうだろうか、ミカの封印を解いた場合、全人類が信者になってしまう恐れがあると判断し、それもできそうにない。従って魔法を発動させない限り最も人間と何一つ変わりのないマキが捜索隊隊長として捜索することとなった。ミカとミサキは怪しそうな人物を勘を頼りに探すこととなった。


「マキちゃんお願いね。」


正体を暴けるのはマキしかいない為、お願いするミサキ。


「ミサキお姉様!おまかせください。」


マキは、配下となったのでもちろん2つ返事で引き受けた。


ここで問題発生!何故かミカが怒りだしたのだ。


「ちょっとマキさん!今のなんなんですか?ミサキお姉様って!出会ったばかりで馴れ馴れしいですよ!ミサキ生徒会長と呼んでください!わかりましたか!」

すごい剣幕でマキにそう告げた。


「は、はいミカさんごめんなさい、以後気をつけます。でわミサキ生徒会長!マキ捜索隊隊長行ってまいります!」


3人による転生者捜索が始まったのであった。




捜索隊を結成したが、なかなか捜索が進まなかった。マキが学園に転入してからそれほど日にちが経っていないのにも関わらず『捜索隊隊長』となったのはいいが、マキは全くこの学園の生徒を知らないので話しかける事もできず困っていた。


なので、しばらくマキには学園に慣れてもらおうと一旦捜索を中止していた。それに封印された2人に対しての生徒の反応も気になっていたのでちょうどよかったのかもしれない。


ミカはマキにお姉様を取られうのではないかといつも不安視している。だが、マキ自身はそんなつもりは全くない。


魔王の配下になった以上、いわばミサキはご主人様なのである。どちらかといえばマキはミカともっと仲良くなりたいと思っていた。


マキにとってミカこそがお姉様的存在なのである。この世界では同級生であるが…。


恐らく魔王は数万年~数十万年、天使のミカにしても数万年は生きていると思われる。マキ自身は千年にも満たない若者である。


2人に年齢を尋ねるとその場で消滅させられそうな気がしたので口には決して出さないマキだった。

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