このやろぅ……大好き
マキナ「お風呂気持ちよかったですね」
少女 「マキナー続きー」
マキナ「はいはい、もみもみ」
少女 「んにゅぅ……」
マキナ「お嬢様、どうですか?」
少女 「お風呂上りだともっと気持ちいいにゃぁ」
マキナ「ありゃ、すっかり猫みたいになってる」
少女 「みゃあ」
マキナ「お手」
少女 「わん、……っは!?」
マキナ「もみもみ」
少女 「にゃーご」
マキナ「お手」
少女 「わん、……っは!?」
マキナ「もみもみ」
少女 「ごろにゃん」
マキナ「お手」
少女 「わん、……って遊ぶなー!」
マキナ「猫みたいなお嬢様可愛いですよ」
少女 「じゃあ犬みたいな指示出さないでよ」
マキナ「犬みたいなお嬢様も捨てがたいんです」
少女 「私はペットなの?」
マキナ「どっちかって言ったら僕の方がペットなんですけどね」
少女 「マキナは私の大切な執事で恋人で家族だよ」
マキナ「僕は執事で恋人でロボットなだけです、家族じゃないです」
少女 「私にとっては家族だよ、一緒にお風呂入っても恥ずかしくないもん」
マキナ「僕は一緒に入るのは恥ずかしいですよ」
少女 「むぅ、マキナが私のことをそんな風に思ってたなんて……」
マキナ「事実ですもの」
少女 「馬鹿マキナ、もう一緒にお風呂入ってあげないもん」
マキナ「怒ってます?」
少女 「当たり前でしょ」
マキナ「どうしたら許してくれます?」
少女 「謝って、キスでもハグでも許してあげない、ちゃんと私とマキナに謝って」
マキナ「お嬢様と、僕にですか?」
少女 「マキナの悪口言うやつはマキナでも許さない」
マキナ「じゃあ、ごめんなさい」
少女 「今回だけは許す、でも次は本当に怒るよ」
マキナ「お嬢様は僕のことを本当に大事にしてくれているんですね」
少女 「家族なんだから当たり前でしょ」
マキナ「嬉しいです、キスしていいですか」
少女 「私からしてあげる、ちゅー」
マキナ「ちゅー」
少女 「ちゅー」
マキナ「ぷはぁ、いつもよりちょっと長かったですね」
少女 「けほっけほっ」
マキナ「息切れしてるじゃないですか、そんなに無理しなくても」
少女 「しょうがないじゃん、大好きなんだから」
マキナ「口でするのだけがキスじゃないですよ、例えば首筋とかにも……ちゅっ」
少女 「きゃ、きゃあ」
マキナ「どうです? ほどよく気持ちよくて興奮するでしょう」
少女 「も、もっとして欲しいかも」
マキナ「今日はもうちょっとだけサービスしてあげます」
少女 「本当?」
マキナ「お嬢様が眠るまで気持ちよくしてあげます、さっき怒らせちゃいましたからね」
少女 「ありがと、マキナ」
マキナ「じゃ、はじめますね。もみもみ」
少女 「ん、んぁ」
マキナ「ちゅっちゅ、ぺろぺろ」
少女 「やっ、んあ!」
マキナ「ふふ、お嬢様可愛いです」
少女 「なんでこんなにしてくれるのに、えっちなことはしてくれないの?」
マキナ「お嬢様には魅力がありませんから」
少女 「可愛いって言ってくれたじゃん」
マキナ「それはそれ、これはこれです」
少女 「よくわかんない」
マキナ「そのうち分かりますよ、それと強いて言うなら」
少女 「言うなら?」
マキナ「家族だから、とか?」
少女 「このやろぅ……大好き」
マキナ「僕も大好きです」
少女 「添い寝してくれてもいいよ」
マキナ「それもよさそうですけど、遠慮しておきます」
少女 「どして?」
マキナ「我慢できなくなるかもですから」
少女 「私は大丈夫だよ」
マキナ「僕はそうはいきません」
少女 「ヘンなの」
マキナ「そのうちお嬢様にも分かりますよ」
少女 「いつごろ分かるかな?」
マキナ「お嬢様が恋する乙女になったら分かりますよ」
少女 「マキナのこと大好きだよ」
マキナ「大好きなだけじゃだめなんです」
少女 「すごく大切に思ってるよ」
マキナ「大切なだけじゃだめなんです」
少女 「マキナの話は難しいよぉ」
マキナ「世界一頭のいいロボットですから」
少女 「マキナがロボットじゃなかったらどうなってたんだろうね?」
マキナ「ロボットじゃない僕は僕じゃありませんよ」
少女 「私がロボットだったらどうなってたんだろ?」
マキナ「ロボットのお嬢様はお嬢様じゃありませんよ」
少女 「マキナは夢が無いよね」
マキナ「ロボットですから」
少女 「そんなマキナも大好き」
マキナ「ありがとうございます」
少女 「マキナ、寝る前にもっかいだけキスして」
マキナ「今日だけで何回キスしたんでしょうね、僕たち」
少女 「マキナでもわかんない?」
マキナ「僕は覚えてますけど」
少女 「覚えてるんだ、さっすが」
マキナ「お嬢様は?」
少女 「私は忘れちゃった」
マキナ「そうですか」
少女 「マキナ、はやく」
マキナ「じゃあお嬢様、おやすみなさい」
少女 「おやすみ、マキナ」
次回作 『てづくりマキナ』に続きます




