羽
久々の投稿です
白い羽根が目の前に
ひらひらと
ゆらゆらと
舞い落ちるのを
哀しい目で見過ごす
その羽根は
僕の手の中に
舞い落ちた
それは
ふわふわと
冷たくて
儚げで
でもどこか温もりが
あるようで
僕の心の奥の小さな
鍵がかかった箱に
何か伝えるようで
でも
僕には
伝えたいことがなんなのか
わからなくて
だから
念を込めて
たくさん込めて
羽根気持ちが
分かるまで
いつか
きっと
気持ちが分かると信じて------
僕は
ぎゅっと
羽根を
握りしめた