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プロローグ

「離せ!離せ離せ!」

王が座る玉座の前で捕縛されている男はもがいている。

王は言った。

「もう一度だけチャンスをやろう。我に使えるがよい。」

「誰が!!お前などに仕えたら後世まで悪政轟こう。殺せ!」

「…わかった。お前の望みどおりにしよう。」

親衛隊が捕縛された男を連れて行こうとしたその時横にいた兵が王の前に出てきて直訴した。

「聡明なるわが君!この男を殺せば、世間はあなたを悪王と見なすでしょう。どうか…どうかこの男の命だけは許してやって下さい。

「構わん。世界が我の敵になろうが世界を滅ぼせばいいことだろう…おい!この兵もろとも死刑にしろ。」

「…いつかあなたは後悔なさるでしょう。」

兵は親衛隊に連れて行かれる前にそう呟いた。

王の名はシュナイダーと言った。


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