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夜をうたうオルゴール

作者: 白夜いくと
掲載日:2025/12/16

なろラジ7参加作品です。

テーマ『オルゴール』




ガマに入った修学旅行

終戦の日を刻み込んでは食べたソーキそば

土産を買いにあちこち歩く


輝くオルゴール屋のショーケース

アメジストカラーの女性が回るオルゴール

切なく『うた』のような音を奏でる


時おり鳴った掠れた音にガマの風を感じて

気がつけば無くなったおこづかい

買った理由を述べると褒められた


みんなが寝静まり

漆黒の夜が支配する空を見て窓を開け

回すオルゴール


無限に続くやみ

ガマのような夜にオルゴールの歌を届けたかった

我々も何かから逃げるように夜に逃げる事があるから


泣いているのか

そこにいるのか

聴こえているのか


分からないけど夜空に星が流れた


「歌に釣られて暗いガマから出られますように」


願いと共に夜をうたうオルゴール


「昔と今のさまよう魂が光り輝く太陽を見つけられますように」


見回りの先生もみんなも願いのうたを咎めなかった

星は一層またたいて明日に向かって流れてく

明日が良いものになります様に




最後まで読んでくれてありがとうございます!

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― 新着の感想 ―
感想失礼します。 修学旅行の「ガマ」の記憶と、土産物のオルゴールが一本の線でつながっていく感じがとても印象的でした。アメジストカラーの女性がくるくる回るオルゴールと、「ガマの風」を感じさせる掠れた音…
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