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【プロットタイプ】炎に近い水

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

何処を見ても水属性。えぇ火ではなく。

朝より夜。動物園より水族館。眩しい日向の下よりも、薄暗い日陰の方には私には相応しい。だからこそ、この空間が落ち着く。

夜を思わせる様な薄暗い空間。目の前に、巨大な人工池がある。皆が想像する様な瓢箪の形をしていて、その中に蓮の葉の様な無数の海月が蠢いていた。

其れを見ていると、ただ乾いた心に水が入り込んだ気がして、肩の荷が降りた様に思えた。

「やはり良いね。水族館というのは」

薄暮の様な闇の空間も、波の効果音を模した幻想的なBGMも、柔らかく染み込むアロマの匂いも、全て、全て、私を癒してくれる。


俺にとって、鏡花という女は焔に近い存在だと思っている。燃えるだけ燃えた後は何も残らない。あれだけ焚べていた薪も、立ち上った炎も、全て忘れて灰に返す。

ある時夕陽の差し込む部室で、鏡花が何をするでもなくぼんやりとしていたのを思い出した。朱色の光が容赦なく当たり、髪も、肌も、橙に輝いていた。其れこそ、流星の如く。

その時の光景から、あぁこの女は火なのだな、と思った。自分さえも焼き尽くし、ただ煌めくだけの火。

だからこそ、進んで薄暗い水辺に近寄る理由が分からなかった。何もかも真反対な水族館で、何を燃やす訳でもなく、此処に居座るのが、しっくりと来なかった。

「私、日焼けしやすくて」

唐突に全く関係のない言葉を吐いた。

「すぐ……干からびちゃうんだ」

以前触れた鏡花の素肌。砂漠の様に乾燥し、水を求めている様だった。

木炭はよく燃える。触れれば分かる通り、生木と比べて水分の一切含んでいないそれは、燃えるに適した素材だとよく分かる。

それと同じ存在だと思っていた。燃える為に、乾いたのかと思った。けれども本当は。

「だから水を求めるのか」

「どうだろうね。でもまぁ、私の本来の気質は水らしいからね。この場所を好むのは、まぁ当然と言えば当然なのでは無いかな」

だがまぁ、水は容易く形を変える。どんな姿にもなれる。だからこそ、ある意味では水なのかも知れない。限りなく炎に近い水。

「BGMは売ってないかな。あとアロマ……」

鏡花の印象って、『火』だと思うんですよ。

熱しやすく冷めやすい。

あのテンションの高さ。

常に熱を探し求めてる。


でも結構『水』です。

人に合わせて自在に人格変える。

本来の埋まっている人格は『冷静』と『鎮静』。

※自分の興味関心さえ、俯瞰的に見て操作してます。

根暗なので、太陽カンカン照り駄目。

しっとりした薄暗いところ好き。

※ナメクジかな( '-' )

あと海月のぬいぐるみ大好き。


だからいつもは『火』に擬態している。

大抵人間って、動か静だったら動を好む。

テンションの低い人間よりも、高い方が好き。

暗い人より明るい人が好き。

あと鏡花自身が『赤』が好きってのもきっとある。

※イメージカラー『赤』なんですよ。

夏祭りの赤とか、自分の『赤銅色』の髪も結構好き。


でも本来は『水』。本人さえ分かってるか知らないけれど。

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