農家を雇おう
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畑は4倍になった。そう、4倍だ。という事は、やらなければならない事も4倍になるんだよな。絶対に俺1人じゃ足りない。人材を募集しないといけない。これらの素材が無事に育ってきたらな。
また新たに雇わなければ、ならないだろうな。フランカにも相談してみるか。誰か、余っている人は居ないのか。知り合いに居れば、優遇するぞ。単純に農作業をやって貰うだけだし。
「という訳でだな。農作業を手伝ってくれる人に心当たりは無いか?」
「無いですよぉ。そもそもぉ、農作業をぉするのであればぁ、確職の祝福でぇ農家を貰ったぁ人材をぉ、雇えば良いじゃないですかぁ」
「いや、農家である必要は無いだろ? 農作業なんて誰にでも出来るんだから。それに農家は農村に行くんじゃないか? 町に残っている事なんてあるのか?」
「ありますよぉ。むしろぉ農家の職業にぃなってしまうとぉ、何で農村にぃ行かないとぉいけないんですかぁ? 町にだってぇ農業のぉ職業持ちはぁ居ますよぉ」
「え? あれだけ、農家が子供を作っているのに、町の農家は村に行かないのか? それは、ちょっとどころじゃないくらいには、問題がありそうなんだけど」
「何処でぇ働こうがぁ自由ですよぉ。職業にぃあったぁ仕事しかぁ出来ない訳じゃぁ無いんですからぁ。あたしなんてぇ闘士ですよぉ。冒険者になるしかぁ無いじゃないですかぁ」
「まあ、それもそうか。でもだ、農家である必要があるのか? こんな家庭菜園レベルの農作業だぞ? そこまで職業に拘る必要があるのか?」
「一度ぉ商業ギルドにぃ聞いてみてはどうですかぁ? 農家が居ればぁ農家にすればぁ良いじゃないですかぁ。居なければぁそれはそれでぇ良いじゃないですかぁ」
「まあ、一理ある。農家が居れば、農家を雇えば良いし、農家が居なければ、誰でも良いという事だな。それならば、まあ、納得はいかないが、農家なあ。いるんだろうか」
居るんだろうか。そして、要るんだろうか。農家ねえ。是非農村に行ってあげてと言いたくなるんだけどな。まあ農作業をするから、農家と言うのは、間違ってはいないよな。
確職で農家になって、町に止まっているという事は、どう言う事なんだろうな。農村に行きたくないのか? 行きたくないよなあ。子供問題が発生するんだから。
特に女性が農家だった場合は大変だな。子供産んで、育てて、農業もやらないといけない訳だろう? 仕事が多すぎるよな。子育てで、手いっぱいだろう。
となると、女性の農家が余っている可能性があるのか。農村に行きたくはないよな。子供を作るだけの生活になりそうだもんな。そんな事は、御免だろう。
心情的には、行ってあげてとは思うがね。まあ、居なければ、居ないで、誰でも良いんだけどさ。農作業だぞ? 何故に確職で農家になる必要があるんだと、小一時間問いたいからな。
そんな訳で、久々です。商業ギルド。人材を探す場合は、2階だったな。そこで、農家の職業持ちを紹介してもらおう。農家である必要はあるのかなあ。疑問である。
「すみません。人材の斡旋をしてもらいたくて、お願いしに来ました。今回は、特定の職業で、登録されている人を探しに来たんですが、大丈夫ですか?」
「はい。大丈夫ですよ。特定の職業の方を紹介するにあたっては、1人紹介する毎に銀貨5枚が発生しますが、よろしかったでしょうか?」
「はい大丈夫です。それと、指名するのは、職業だけですか?」
「いえ、こちらに登録されている情報全てで指名を伺います。それで、どのような方をご指名ですか?」
「職業は、農家で。それで、若い人が良いです。男女は何方でも構いません。それと、出来れば、引き抜きなので、農家の職業を使っていない人を指名したいです」
「かしこまりました。該当の人物を探して参ります。少々お待ちください」
農家で該当する人がいるのかどうかだな。居たら、どうしような? 雇うしか無いんだけど、農家なんだよなあ。村に行ってあげてと言いたくなる。別に誰でも構わないが、若い方が良いよな。
なるべくなら、ずっと仕事をしてくれる方が理想だからな。男性でも女性でも構わんぞ。その辺は選ぶことをしないからな。何方でも構わんよ。
女性でも構わん。仕事はそこまで過酷じゃ無い筈だ。ただの家庭菜園レベルの話だからな。畑が広くなったら、また人を雇えばいいだけだからな。
「該当する方、1名を探して参りました。こちらの条件の方はどうでしょうか?」
「拝見します」
えっと、何々。ラウラという女性だな。5月17日で17歳になるのか。職業は農家だな。うん。間違いない。後は、現在宿屋の受付で勤務中と。農家に関係ない仕事だな。
「これで大丈夫だと思います。この人を紹介してください」
「解りました。ラウラさんの居る場所ですが、こちらの宿屋になっております。交渉はご自身でやって貰う形になります。よろしいでしょうか?」
「はい。大丈夫です。あ、銀貨5枚です」
「頂きました。それでは、そちらの紙を持っていってください。もし、条件が合わなかった場合は、紙を返却してください。雇用となりましたら、破棄してください」
「解りました。ありがとうございます」
とりあえず、農家の職業持ちを紹介してもらった。これで、農作業と言うか、収穫が楽になるだろう。俺のポーションを作る時間が増えるな。それはとても良いことだな。
どんどんとポーションを作らないといけないからな。錬金術師として、しっかりと仕事をしないといけないんだよ。素材の確保は農家に任せる。俺はポーション作りに力を注がせてもらう。