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200字小説

【200文字】自業自得

作者: ひのた

「東君、インコ」

「は?」

 帰ろうとする中、サークル仲間の南さんが話しかけてきた。

「見たいからあなたの家に行って良い?」

「ダメだ」

「また? この前もダメだったじゃない。いつなら良いのよ」

「さぁな」

「けちー!」

 適当にはぐらかし家に帰る。

「ただいまーっと」

『タダイマ。タダイマ』

 ただいま。最近覚えた言葉の一つだ。


 初めてしゃべったときはひどく興奮したが。

『ミナミサン。ミナミサン』

 これは覚えて欲しくなかったなぁ。

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― 新着の感想 ―
[一言] 良いなあ、と素直に思います。さらに作品として考えると、上手いなあ、と感心しきりです。 良い作品をありがとうございました!
[一言] あーっ、可愛い~! 何度もインコに向かって話したんだろうなあ…… 普段の彼の様子が覗けるようで素敵です。 思っていた通り、死ネタ以外でもすごく素敵です! 寒くなってきましたから、お体にお…
[良い点] ほのめかし方。 200字となると、やっぱり語られない部分がモノを言いますね。 [一言] ちょうどいいから告っちゃえば?(笑) っていう感じですね。
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