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パーサーとドラン 2

 

 ダルタス宙港にほど近い場所に、メシスの酒場はあった。辺境にしては、酒類の品揃えが良く、惑星間商人の中では、密かに人気がある。

 そこは西部劇とデジタルが融合したような造りの店で、きらびやかなネオンと木造りのスイングドアが不思議に調和した空間だった。

 カウンターが20席、テーブルが6席とかなり大きな店だ。惑星間商人の溜まり場だが、今は奥まったテーブルにいる2人しかいない。

 共に銀河連邦警察(ガスプ)のカーキの制服に身を包んだ2人は、非番なのかカードゲームに興じ、バーボンのロックを(あお)っている。

 手元には赤と青のダーツの矢があり、負けが込んでる方の男は、敗北の度に壁のダーツボードへと矢を放っている。

 大輪のバラの花と見紛うほどに、ボードには大量の赤い矢が突き刺さっていた。









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