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悪夢のレベルが上がった!
この後キャンパス内で大騒ぎして沢山の人から冷たい視線を浴びていることに気づいた私は、とりあえずヤツとはるちゃんを図書館の自習スペースに引っ張り込んだ。
色々言い訳やらがあったがヤツの主張をまとめるとこんな感じだった。
どうやっても名前を呼び間違えてしまうから私と付き合う他ない。私はビンタされなくなるし、win-winじゃないだろうか。過去のことは水に流してやろう。
なめてんのか。
「絶対に無理ですありえませんお引き取り願います」
謝りにきたならちょっとは成長したと思った私が馬鹿だったよ。また殴りそうになったがなんとか理性で抑えつつ自習室を出た。
その日の帰り道ははるちゃんと2人でヤツに対するありとあらゆる暴言を吐き散らしながら帰った。
でも、これで終わりじゃなかった