19.パブロックとショコラの取引契約
パブロック:1人で荷馬車を走らせる行商人
見た目年齢26歳くらい。実年齢は設定なし。
エドが異世界で2番目に遭遇した人類(1番目は通り過ぎただけ)。
狼と旅をした行商人のロレンスをちょっとオヤジっぽくしたイメージ。
《納屋19》
杖にできたヒビからの魔力漏れで手のひらをざっくり切った。
稼いで新しい杖を買わなければならない。そのためには商売するのが手っ取り早い。
-冒険者ギルド-
朝一でギルドへ来るとパブロックが待っていた。
「エドさん!いやー、また会えてうれしいよ!」
「パブロックさん!こちらこそ連絡が取れてよかった」
ギルド併設の酒場の一番端っこのテーブルで商談を開始した。薄くて不味いエールのつまみにショコラを出す。
「今回は3種類ある。見本だから遠慮なく食ってくれ」
「おお!またこれを口にできるとは。でも、売値を考えると食べてしまうのがもったいないねえ」
「いくら、とは聞かないけど、相当儲けたみたいだな」
「それはもう、おかげさまで」
儲け話だから、お互い要所要所で声を潜める。2人顔を見合わせてニンマリ笑うとまるで悪だくみしているみたいだ。
「この前より安くするけど、売り先を限定してもらいたい」
リューズライト伯爵家と契約したことを伝えた。さらに、オレの連絡先が明後日からは伯爵邸になると伝えると、パブロックからさっきまでのお気楽な雰囲気が消えた。
「伯爵の名前は知ってるでしょ?」
「存じております。有名なお方ですから。伯爵様とお知り合いで?」
「一昨日、伯爵の屋敷へ招かれてね。そこで独占契約を。独占と言っても伯爵の属する国だけだからご安心を」
「パブロックさんにも伯爵と同じ条件で販売したい。今後は、3個あたり小銀貨1枚でいかが?」
前回の値段は、小銀貨1枚あたり2.2個だったから、かなりの値下げた。
「なんと!伯爵様と同じ待遇を得られるとは願ってもないことです。このような木っ端商人ごときに身に余る光栄」
「できるだけ伯爵の国へ流れそうなルートへの販売は避けてね」
「もちろん承知しております」
「その口調もやめてくれると嬉しいな。友達でしょ?たまたま伯爵と知り合ったけどオレはただの冒険者だから」
オレを見るパブロック。もはやただの冒険者とは信じていないのだろう。
何か言いかけて躊躇している。う~む、困らせてしまったか。
「貴族への対応を間違えると命にかかわる、だっけ?オレはロナークから1人で旅してきたんだ。何のしがらみもない冒険者だよ。身分を証明できるものはこの冒険者登録証しかない」
「...はい。エドさん、これからも友人として、取引相手としてよろしくお願いします」
少しは安心してくれたかな?
その日は4種類のチョコを売ることにした。誰だよ、3種類とか言ったのは。
ピーナッツチョコ 300個 金貨2枚
アーモンドチョコ 300個 金貨2枚+大銀貨6枚
ただのチョコ 300個 金貨2枚+大銀貨6枚
ブロックチョコ 5Kg 金貨5枚
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合計 金貨12枚+大銀貨2枚
「どれも伯爵への卸値と同じだよ。今後は主に、こっちの大きい塊を売りたい。小さいのは大量に入手できないから」
本当はピーナッツチョコの個包装を剥くのが面倒くさいのだ。プラスチックゴミが土ぼこりにまみれて道端に落ちているのは見たくない。だから、そういうゴミは極力持ち込まないことにしている。
「実はこれほどの量を売ってもらえるとは思っていなかったので、持ち合わせがありません」
う~ん、と考え込むパブロック。
「もしかして、伯爵様との契約証をお持ちで?」
「うん、あるけど?」
伯爵とは独占契約なので当然、書類にサインを求められた。ちょっと困ったが、読めなくてもいいと聞いて英語の筆記体で書いた。それを伯爵は美しいと言ってくれた。
丸めた羊皮紙を開いて見せる。リューズライト家の紋章入りだ。
「おお、これはまさしく貴族家発行の契約書。始めて見るけど、これほど立派なものなら本物に違いない。ふむ、契約期間は無期限ですね」
サインする前に契約書の中身は読まなかった。読もうと思えば読めるけど、どうせチョコを適当な値段で売るだけだし。
「エドさん、これは冒険者登録証よりもはるかに有効な身分証になりますよ。そこでひとつお願いが」
伯爵家発行の契約書を使ってパブロックの信用をかさ上げできるという。理屈としては、伯爵家と直接取引出るオレは、それに見合った信用があることになる。そして、そのオレと契約できるパブロックにも相応の信用があるとみなされる。
「ショコラの出処がバレないか?」
「ギルドの公証人が職務上知りえた情報を漏らすことは決してありません」
「ふむ。たしかに、公証人にはそれくらいの信用が必要だろうな」
まず商業ギルドでショコラ取引の契約書を作成してもらう。
「手数料は大銀貨5枚(5万円)となります」
オレが3枚、パブロックには2枚出してもらった。2枚の書類に2人のサインを並記して契約完了。
続けてパブロックのギルド登録証を更新してもらう。
伯爵家発行の契約書を魔法陣が刻まれた板に乗せ、公証人が魔力を流した。紋章とサインが白い光となって宙に浮き、無数の光点に分かれて消えた。
「確かに。フリントロック様をリューズライト伯爵家との直接契約者と認めます。もし、他に何か身分を証明できる物をお持ちであれば拝見できますか?」
「えっと、そうだ。これがあった」
伯爵邸の住人が持つ紋章入りブレスレットだ。ただの飾りではない。魔法のハイテクアイテムだ。それをまじまじと見て、公証人の顔色が変わる。魔力を通して見せるのかな、と思ったがそこまでは要求されなかった。
「こ、これはリューズライト家の。ありがとうございます。では、パブロック殿のギルド登録証をこの上に」
ハンコではなく魔法的な何かによって、パブロックの登録証に変なマークが2つ追加されて3つになった。格付けの星が増えるみたいなものだろう。
格が上がってすごく嬉しそうだ。
「ありがとうございます!この幸運がなければ、ここまで何年かかったことか。これで私は中規模の店舗経営者と同格です。今後の商売が格段に楽になります」
「はっはっは、その程度どうってことないから。それより、おっさんの顔が面白かったな」
「家紋入りのブレスレットを持つ者、それはつまり伯爵家を相手にしていることと同義です」
「あー..そりゃそうか。見せるかどうかはよく考えた方が良さそうだな」
「でも、おかげさまで格付けが2つも上がりました。冒険者風に言うなら今や私はDランク商人ですよ」
「おー、同じじゃん。オレもこないだDランクに上がったばかりだよ」
「これでギルドから資金を借りて今回の全額を支払えます」
「え?利息を取られるよね?」
「今の私なら、60日に1割の利息で借り入れ出来るはずです」
トイチよりはましだが、けっこうな高利貸しだな。
「いいよ、いいよ。そんなのもったいない。今無理なく払える分だけでいいから。残りはショコラが売れてからってことで」
「なんと、そこまで私を信用してもらえるのですか!」
本当はぼったくり転売なんだが。だが、いいのだ。相手の利益にもなっているのだから、オレは何も悪くない。
1人で荷馬車を走らせる行商人が大金を持っているはずがない。ショコラの代金、金貨12枚+大銀貨2枚のうち、金貨2枚だけ払ってもらった。
「3日以内には残金全額をお支払いできると思います」
「急がなくていいから、いい取引相手を探してね。今後もショコラを売るわけだし」
「大丈夫です。すでにアテがありますから」
出ようとしたら、さっきの公証人に引き留められた。
「フリントロック様、この地域での商いはまだこれからとお見受けします」
「ええまあ」
「もしよろしければ取引内容に見合う大店をご紹介できますが」
明らかな横やりにパブロックが一瞬苦い顔をした。情報を漏らしていないとはいえ、そういうのズルくね?
「エドさん、ギルドの紹介なら信頼できますし、受けておいて損はないかと」
無理して言ってるな。
「有難い申し出ですが、当面はパブロック氏との契約分以上に手を広げるつもりはないのです」
「それは失礼いたしました。では、次の機会にはぜひご相談にいらしてください」
パブロックと別れて冒険者ギルドへ戻って来た。
面白そうな依頼はないかなっと。
依頼書をじいっと見る。文字にも翻訳機能は有効だ。掲示板には、日本じゃ探しても入手できないほど低品質な、ざらざらの黄ばんだ紙が貼り付けてある。この世界にも一応は製紙技術があるということだ。
...紙の販売はまだいいか。
「生きたマンドラゴラ6本」の採集依頼を選んだ。報酬は金貨3枚。
典型的なお使いクエストだな。
「フェレーナさん、これやりたいです」
「あら、それはあなたへの指名依頼みたいなものよ。錬金術師が生きたマンドラゴラをもっと欲しいんですって」
なるほど。昨日、生マンドラを持ち込んだからな。アイテムボックス持ちじゃないと生きたままのマンドラを安全に採集できない。
「多めに取れたら残りも買い取ってもらえます?」
「常時買い取り対象よ。値段も昨日と同じ、1本大銀貨4枚で。また湖の先へ行くんでしょ?」
「ええ」
「気を付けてね」
「では、行ってまいります!ちゃんと暗くなる前に戻りますから」
(ザック達は今いないから、伯爵家の護衛の出番ね)
今日はフェレーナさんとディナーだからな。
街を出てすぐに草原の中へ続く小道へ入った。電チャリを出して漕ぐ。
途中で軽トラックに乗り換えて、昨日マンドラを踏んづけた場所までやってきた。
すぐに2本見つけた。大根みたいに生えているのを、引き抜かずに直にアイテムボックスへ収納する。だが、それなりに貴重なだけあって3本目はなかなか見つからない。
ふっふっふ、こういうときの脳内マップだ。探索対象「マンドラゴラ」...何も反応が無い。いやまあ、できるのかは知らないけど。レーダー機能があるんだから、できてもよさそうなものだ。
しばらく地面を見ながら歩き回って3本目を見つけた。
なんとか、こいつをマップに出るようにしたい。
じっとマンドラを見つめる...反応なし。
おっかなびっくり葉っぱに触ってみる...反応なし。
蹴とばしたら赤い点が出るとは思うが、さすがにそれは出来ない。
これは危険物なのだ。慎重に、慎重に。
ここは、ちょっとの油断が死を招く世界だ。周囲を再確認。赤い点は出ていない。今ところ角ウサギも一定距離から接近してこない。
最近、強くなった気がしていた。だが、1人で草原の真ん中に立っていると自分が弱いと実感する。狼の群れとか出なきゃいいが。
もう一度試す。
そこの「マンドラゴラ」をマップに登録、したいです!...ピコン!
やった!緑色の光点がマップに出た。しかも名前付き。
フルだと長いから「マ」でいいと念じたらその通りになった。
探索範囲内で全部表示...できた。
マンドラゴラを非表示...できた。
また表示...よっしゃ、完璧!
すぐに目標の6本が集まった。さらに追加で3本。
ある程度群生しているらしい。最初の場所から100mくらい移動して7本見つけたが、途中には1本も生えていなかった。
マンドラはもういいや。乱獲するのもなんだし、ギルドに戻ろう。
まだ朝だ。
この時間は街から出る人が多い。逆行は人と遭遇する可能性が高いので、軽トラはやめて電チャリで同じ道を引き返す。電チャリくらいなら見られてもいいや、と最近は思っている。
***
護衛A「くそ。どこまで行ったんだ。まだ背中も見えないとは、途中で道を逸れたんじゃないか」
護衛B「いや、この前も見失ったから、やっぱり俺達より足が速いんだろ」
「何か来る。隠れろ!」
「なんだ、ありゃ??」
小道の向こうから人が接近してくる。確かに人ではあるらしいのだが、何かおかしい。
正解は 【正面から見た自転車に乗った人】 だ。
十分接近しても、2人の護衛は自転車の部分が何だかよくわからず認識が混乱していた。道端に隠れた2人の横を、前カゴ付き電動自転車が通り過ぎた。
「今の、エドさんだったよな」
「だな...」
伯爵邸へ戻った2人はギルバートに報告した。
「フリントロック殿は車輪が2つ付いた奇妙な乗り物(?)に乗っていました。奇妙な、骨ばった乗り物のような何かです」
「ふむ。絵を書けるか?」
それは 【横から見た自転車に乗る人】 の絵だ。
護衛のどちらも絵など書く趣味は無い。
つまり、下手クソが書く、よく分からない物の絵。
「わけが分からん」
「自分でも何を見たのか...ただ、このように2つの大きな車輪が前後に並んでいて、倒れずに走っていたことは確かです」
「車輪が2つだけでは倒れるだろう」
「倒れずに走り去ってしまいました。魔道具では?」
「う~む、これもフリントロックの技術か」
「あのような速さで移動されては護衛が困難です」
「わかった。お前らが二度も撒かれるくらいだ。護衛方法を考え直そう」
***
ギルドに戻った。
「フェレーナさん、任務完了です」
「え、こんなに早く?どうやって..」
疑問を口にしかけて、すぐに仕事用の顔に戻った。
「分かりました。また水を張った桶を用意させるわ」
さすがだ。できる受付嬢は余計な詮索はしない。
後で聞かれるのだろうけど。
アイテムボックスからマンドラを出してすぐに水に入れる。こうやって慎重に扱えば、傷のない完全なマンドラを叫ばせずに確保できる。だが、ギルド職員はオレを水桶の前まで案内すると速足で逃げてしまった。普段は開けっ放しのドアまで閉めて。
生マンドラ6本の納品で金貨3枚。
依頼とは別枠で3本を売却。
合計で金貨4枚+大銀貨2枚。
これで懐の金貨142枚。
アゼリーナさんの部屋の前まで来た。
昨日に続いて今日もアゼリーナさんのモルモット、じゃなくて研究相手になる。言いようのない不安を感じるがメリットは多い。回復魔法を教えてもらえたし、質問したいこともたくさんあるし。覚悟を決めろ、オレ。
躊躇した後、意を決してドアを叩いた。
「待っていたわ、エド君」
アゼリーナさんはいつも不健康そうな顔だが、今日はちょっと顔色がいい。髪も跳ねてない。
「座って」
腰掛けると短剣を手渡された。机には血を受ける小皿が乗っている。
「今日はどっちを、切る?」
ああ、またすごくいい表情をしている。でもそのセリフと一緒なのがとても残念だ。
「アゼリーナさん、考えたんですけど、オレはまだまだ普通の魔法に慣れていません。だから、傷を作って練習するのは早すぎると思うんです」
「大丈夫。私も考えたわ、いい方法を」
話が通じていない気がする。
アゼリーナさんは机に乗っている壺の中に火を入れた。煙が立ち上る。
お香かな?気分が落ち着くいい匂いだ。
またお茶を勧められた。
「飲んで」
「...」
「どうかした?」
「あの..、このお茶、湯気が落ちるんですね」
立ち上った青紫色の湯気は、またすぐ降りて机の上に広がって消えていた。
「昨日と同じ、お茶よ。青薔薇が入っている、以外は」
「へ~、青い薔薇なんてあるんですね。オレの故郷じゃ青薔薇は幻の、とか言われてるんですよ」
「こちらでも、青薔薇は貴重よ。青薔薇に、寄生されて花を付けた、タラテクト『茨蜘蛛』を、倒すにはBランクパーティが必要」
タラテクトに寄生って...オレの知ってる薔薇じゃない。
「...」
「どうしたの?」
アゼリーナさんも飲んでるし、オレもヤケクソで飲んだ。見た目に反して不味くはない。
はあ~。気分が鎮まってきた。初めての感覚だ....もう、何も怖くない。
「さあ、始めましょう」
手渡された短剣で、オレは躊躇なく自分の指先を切った。指先から、つ~っと血が流れ落ちる。昨日は何をためらっていたのだろう。こんなに簡単なことなのに。痛いけど痛くない。平気だ。
小皿の上にできる血だまりが綺麗で見とれていると、先を即された。
「魔力の流れに集中して、呪文を」
そうだ、回復魔法の練習中だったのだ。集中すると今までよりはっきりと魔力の存在を感じて、自在に流れを操れる。
呪文詠唱。
傷の周囲で光のエフェクトが発生して血が止まった。アゼリーナさんが血をふき取ってくれると、そこに傷は無かった。
「すごいわ。続けましょう」
今度は二本だ。人差し指と中指を並べて同時に切った。さっきより勢いよく血だまりが大きくなっていく。また血に見とれていたところをアゼリーナさんに即されて呪文を唱えた。簡単だ。指二本の傷も綺麗に治った。
「指先程度じゃ限界が見えないや。そうだ、動脈なら」
手首に刃を当てようとしたら、手を止められた。
「そこはダメ。手の甲なら大丈夫よ。この上で」
机に布が敷かれている。
昨日言われたことを思い出して、中指の付け根に刃先を当てた。刃先をゆっくり手首の方へ移動させると、赤い筋が伸びる。不思議な感触だ。
痛い。でも平気。
短剣を取り上げられた。
赤い筋が手首を超えて、腕の半ばまで伸びていた。
敷かれた布に赤い染みが広がっていく。
「呪文を詠唱して」
そうだった。呪文。これくらい簡単に治せる。光と共に両端から傷が塞がっていく。傷を半分くらい残して光が消えた。
「もう一回」
二回目の回復魔法で長い傷が完全に治った。
「どうです、できましたよー」
「よくできました。でも顔色が悪いわ。少し寝ましょう」
「平気ですよー。今日は全然気分悪くないし」
とか言いながらベッドまで連れていかれた。寝ているオレの横に座って、また彼女が肩から腕を撫でてくれる。
気持ちいい。それに、なんて綺麗な人なんだ。
あの黒髪に触りたい。
彼女が木の板で出来た窓を閉じると、部屋はほぼ真っ暗になった。
オレは目を閉じた。
気持ちいい。
いい匂いがする。
毎日ここに来たい。
《納屋19》
フェレーナ:冒険者ギルドの受付嬢
見た目年齢20歳くらい。実年齢は設定なし。
身長はエドと同じくらい。長い金髪を後ろでまとめて「仕事のできる女」風。
エドの冒険者登録をして、その後自己推薦(早い者勝ちとも)でエド担当になった。最初からなんとなくエドを気に入っていた。特上物件だと分かってからは獲物としてロックオンしている。
アゼリーナ:冒険者ギルドの魔法担当
見た目年齢18歳くらい。実年齢は...若いよ。
身長は、エドより頭半分低い。
ギルドの2階に研究室を持っている。
服は魔女っぽく、黒の割合が多め。
黒髪ストレートの前髪ぱっつん。髪が跳ねている。眠そう。目にクマがある。
普段の話し方はゆっくりけだるく、おまけに変な区切り方をする。




