ストロング舌切り雀
出会ってはいけなかった二人、またしてもコラボってしまう!!!
原作しいたけ × 作Kei.ThaWest!!!
むかしむかしあるところに、優しいお爺さんと意地悪なお婆さんの夫婦がおりました。
お婆さんが障子紙を交換しながらストロングゼロを飲んでいると、どこからともなく雀が飛んできてストロングゼロを飲んでしまいました。
お婆さんは激おこぷんぷん丸で雀の舌をプルタブで切ってしまいました! 鮮血!
まさかのブック破りでヒールレスラー上がりのお婆さんの凶器攻撃を受け舌に深刻なダメージを負った雀は、泣きながらお宿へと帰って行きました。
その話を聞いたベビーフェイス上がりのお爺さんは雀が心配になり、後日、雀のお宿を訪ねました。
お爺さんの来訪に気を良くした雀達はご馳走を振る舞い、更には大きな(500ml)ストロングゼロと小さな(350ml)ストロングゼロを用意しました。
お爺さんは小さな(350ml)ストロングゼロを持ち帰り、中を開けると金銀財宝が大量にギッシリと詰まっておりました。
それを聞いた意地悪なお婆さんは雀のお宿に突撃し、大きな(500ml)ストロングゼロをひったくり持ち帰りました。
帰り道、お婆さんは待ちきれずに大きな(500ml)ストロングゼロを空けてしまいました。すると中はストロングゼロで満たされており、お婆さんは喜び勇んで全てを飲み干してしまいました。
「むぅ……ヒック!」
お婆さんは酔っ払ってそのまま川へドボーン!
一方その頃……
むかしむかしあるところに、これといって特徴のないお爺さんとお婆さんの夫婦がおりました。
お爺さんは山へドラゴン狩りに。お婆さんは川へダムの建設工事に。
すると上流から、どんぶらこ~どんぶらこ~、と酔っ払ったお婆さんが流れてきました。
ダムの基礎工事をしていたお婆さんは、流されてきたお婆さんを持って帰り、斧で真っ二つにすると、中から内臓が飛び出してきました。
これには夫婦もたいそう驚いて、この内臓を“内臓太郎”と名付け、自分達の本当の子供のように可愛がったそうな。
そんなこととは露知らず、妻を亡くしたお爺さんは金銀財宝をエサに若い娘と再婚し幸せに暮らしましたとさ。
おしまい。