表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
風の想い人  作者: 北見海助
五章 動乱編
232/255

二百四話 暗部出撃

時成がアイスジーナ王国の王宮に行ってから一週間。暗部は着実に用意を重ねて今一人の男の号令を待つだけになった。だがその数は200人も満たない人たちだった。


その裏で最終確認作業が行われていた。


「敵は水の都。我々は応援要請を受けて兵を出す。既に現地には影道率いる人たちが20人は居ると報告が入っています」


そういうのは金城紗奈香。今一番心の底に怒りがある人物。


「軍部は動かせない。各兵も動かすことは厳しい。だからこそ俺は夜襲を選んだ。その先には先日の六代目の一件で決定的になった王国反乱もあるだろう。上手くいけば二カ国との同盟を失敗すれば全てを失う作戦に出た」


そう話すのは暗部隊長の真。勝負に勝ったかは怪しいが自分の意見を通すことができたが下準備は2年以上かけている為失敗は許されない。


兵を出せば帝国が確実に攻めてくるのは分かってる。先の一件で帝国の『散血』のウェルドを暗殺したのはバレていると思って行動していた。


「王国でも一悶着あったみたいです。特にメナト公爵令嬢エミリーの立場があやふやであり襲撃があったとか聞いております。王国の方も時間の問題かと」


テツが報告にあがってきたことを思い出し話す。そんなテツも厳しい表情をしていた。


「そうか……」


それだけ言う時成は目を瞑った。


「紗奈香。一つ聞く。両親が残したものは大きかったか?」


「はい」


この一週間。研究所に篭って二人の遺産を確認していた。そこには将来紗奈香に覚えて貰いたい魔法や両親の日記等とか見つかった。


「敵は水の都上層部であり市民にはない。私が欲しいのは水野玲と十川と特殊警察の命。やり方は任せて欲しい」


「構わない。さぁ行こうか。大一番の始まりだ」


これから各国で血で血を洗う戦さが始まることを告げていた。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

次回『風の想い人』二百五話は9月28日(木曜日)に更新する予定です。

次回もよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ