表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
風の想い人  作者: 北見海助
五章 動乱編
230/255

二百二話 王国王子と風の民当主

ここは王国王城、軍隊長の執務室には時成とレショット王子が互いに座っていた。


「父が倒れると言ったことがなければ計画通りだったのだけどな」


「それはこっちもだよ。属性剣士と氷結の姫の二人が亡くなったんだそれこそ計画が狂う」


密談を交わす中で互いに仲良くなった二人の間には二人しかいない時に限って敬語が消えていた。


「水の都に手を出すつもりか?」


「まぁな」


水の都の事情を知っているレショットだからこそ今なら勝てるチャンスがあると思っている。だが王国は一枚岩ではなく信頼を寄せているゴトウ公爵が率いる軍にも信頼できない人がいることが今日分かった。 


「この一件を解決する為に不可侵条約を結びたい。前にも話をしたレショットが国王に成り俺の国と同盟を組む。国王になる時の手柄はそちらに渡しますよ」


「前の話とは違って今、何故不可侵を?」


「どこの国の人であろうとうちに手を出してきたなら消さなければいけないからな」


一瞬の殺気に動揺するがすぐに冷静になりレショットは返事をした。


「わかった。先ほどの話は約束しよう」


すると時成は一枚の紙を出してきた


「10日後、ここに書いてある場所に来て欲しい。国取りの詳しい内容はそこで。俺が信頼する部下をそこに派遣する。それで取り引き成立だ」


「貴方ではないのか?」


「うちが抱えている案件が終われば俺もいくけどな。行けないかもしれないから約束はできん」


「了解した」


レショットはそう言って頷いた。すると時成は思い出したかのように一つ付け加えた。


「ああ後、今日戦った王国の兵士の中に王国の盾を除いて一人強い奴がいたな。分かっているとは思うがあいつを大事にしろよ。良い剣士になると思ったら」


そういうと時成はこの部屋から出て行った。


「目ぇつけられたかもな」


そんな彼の名はウラッド・ゴトウ。ゲンゾウの一人息子で王子の幼馴染の一人である

ここまでお読みいただきありがとうございました。

次回『風の想い人』二百三話は9月7日に更新する予定です。

次回もよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ