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詩など(お遊び、おふざけ、はたまたラップ調♪)

テレビドラマのエンディング的な……

作者: 檸檬 絵郎


  (シンコペーション的なイメージで。)



 ごめんね、ってきみに言われた夜に

 僕はもっと「ごめんね」なことしてた

 いいよ、ってきみを慰める僕は

 情けない顔をしてた?



  (主演男優がちょっと広めの路地を駆ける。通行人がひとり振り向く。)



 一緒にいるのが気まずい夜ほど

 星は明るくふたりを照らす

 こんなとき、本当ほんとを映す

 女神はわざと姿を消してしまう


 

  (足音。そして、主演男優がヒロインの名を呼ぶ。)


  (道の向こう、ヒロインがふりむく。)



 星と星をつなぐ線は見えなくて

 神秘という名の絹をかぶって

 やさしく触れる沈黙の空に

 僕はそっと「ごめんね」な僕を隠した……



  (ハミング。そっと触れあうふたり。何も言わずに手を握り、歩き出す。音楽と足音が重なり合う。)


  (音楽を背景に、次回予告の映像が流れる。)


  (コマーシャルに切り替わる。テレビを消して、出しっぱなしのご飯茶碗を流しへ持っていく。)





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