表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人を殺しても無罪なんてあるの?  作者: ゆらゆらゆらり
8/9

終幕

一人称 麻衣子視点

  私は気持ちのいい風にあたり、どこかスッキリした気持ちでバルコニーからリビングに戻った。窓を閉めると風音が耳から去っていく。


 目の中に映り込んでくる死体。

 私は茫然とその光景を見つめている。


 悲しいとか、苦しいとか、そんな感情があるわけじゃない。ただ、ほんの少しだけ寂しさはあるのかもしれない。


  ふと、軽快な曲が聞えてきた。

 テレビ画面に目を向けると、討論が続いていた番組は終わったようで、青々とした芝生の上で大勢の老若男女がコハク色の液体の入ったジョッキを手に笑顔を振りまいている。ジョッキを合わせるたびに泡と笑顔が弾けている。

 何だかこっちまで楽しくなる、そんなCMが画面に映っている。


 私が罪に問われる事はない。

 私は自由。

 明日からは好きに生きていこう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ