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0.プロローグ
新作を出してしまった...
唐突だが、今はM.C.(魔法西暦)401年である。
この世界は、魔法が当たり前に、日常に溶け込んでいる世界だ。
魔法の存在が実証されたのがM.C.1年、だから魔法が当たり前になったのは、もう400年も昔の話である。
しかし、今の人々に、『魔法が実証された当時からの魔法』を知るものは少ない。
極端に言えば、16人...
いや、それ以下か未満かもしれない。
魔法を実証した者として、この世界では英雄となっている魔法使い「セスカ・L・アルミリディ」は、遠い未来に自分が考えた魔法の形が変わってしまうことを予測し、自分の知りうる全ての魔法を、項目分けして16冊の本とした。
それが、「十六聖書」。
そして、セスカは、遺言としてこう残したという。
「この本を... 十六聖書の使い手たちを... 探せ...」
静折左折です。
新作、出ちゃいました...
まだ3話しか出してないんですよね、処女作...
んま、気長にお付き合いくださいませ。
それでは。