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プロローグ
Gloria ad contritio
……冬コミで出した短編じゃなくなった短編の追記版です
もちろん単体でも1つの話として完結させるけど……?(なんかあるかも? というか設定上完璧にばれてるだろうけど)
伝説の地としてお伽噺に語り継がれる『アトミア』の地
ある話では恋物語の舞台として、また違う話では魔法と夢の世界として……
魔法
それは奇跡の力
不可能を可能とし、人々の願いを叶えるもの
しかし
彼らはその使い方を誤った
これはのちにアルティレナスと呼ばれ世界を蝕む災厄の化身を生み出し、彼女たちの物語へと続く破滅への序曲をかいた物語
――何故、汚灰は生まれたのか
――何故、彼らは滅びたのか
さいごに彼らが残したのは小さな希望の光だった
《聖歴826年12月17日 アルガデシア王国王城 王座の間》
「これは一体……どういうことだ……!」
王座の間に狼狽えた男の声が響く。
その男の前には2人の男がいた。誰もがその顔には緊張と怒りの表情を浮かべていた。
「あなたという人は、何ということを……!」
「黙れよ! この外道が……。ならば……」
「やめろ! カナン公っ!」




