三話 謎のチート職業
同日投稿です
「『チェック』」
ーー楯宮 楼希ーーーーーーーーーーーーーーーー
年齢 17 性別 女 職業 龍術士 LV 1
HP 1500 / 1500
MP 9800 / 9800
筋力 100
頑強 300
敏捷 100
耐性 500
魔耐 500
幸運 80
ーースキルーー
龍魔導 龍術 空間魔法 状態異常無効 基本属性使用不可 槍術(極) 体術 縮地(極)龍心 龍眼
高速MP回復 多重発動 鑑定 調薬 錬金 異世界言語理解
ーーユニークーー
万物を聴く者 覚醒龍
ーー装備ーー
聖耀学園高等部制服(上下)
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.............................................は?
なんだこのステータスは、耐性系は勇者を越えているし、MPに至っては三倍以上だ、それになんだ槍術(極)、別に極めた覚えは...あったな、お祖父様が槍術の達人で、教えることはもう無いと言わしめたな...いや、それよりもユニークとはなんだ、裕樹にも無かったぞ。
「へーさすがロキだねー不思議なステータスだ」
「いや、そうじゃ無いだろう裕樹、おかしいだろこのステータスは、総合的に勇者越えてるぞ?!」
「んーそうだけど強力な力は何かしらの欠点があるものだから、例えば魔法には強いけど、物理には弱いとかさ」
む、確かにそう言われるとそうだなしかしユニークはなんだ?
「皆様、確認が終わりましたら私共のところまで来てください勇者様の確認と皆様の適正を確認しますので」
なるほど、そこで私の職業のことを聞けばいいか。
「貴方様が勇者でございましたか、この世界をよろしくお願いします」
相変わらず裕樹は行動が早いな、少し目を離した隙にもう移動している。
私も遅れないように報告しに行く
「龍術士ですか...申し訳ございません少々記録に無いようです、後日改めて詳細をお送りします」
記録に無いか...まぁ良いやそれよりユニークは?
「ユニークスキルですが、私か信用できる方以外絶対に知られてはいけません、最悪の場合、魔王進軍より先にこの国が滅びる可能性があります」
「分かりました、では、ステータス『チェック』『ロック』これでいいですか?それと、何故貴女なら大丈夫なのですか?」
「はい、問題ありません、私達、教会の巫女は全ての国家に帰依しない事が教義として定められているのです、この教義は絶対のものであり、トップたる教王にすら反すれば罰が下ります」
そうだったのか、それなら、大丈夫かな、
それより、今の記録に無い職業か…いったいどんなものなのか..…
場所は変わり、此処は王城グローリー『謁見の間』
「ようこそ、勇者様方、お待ちしておりました」
今喋っている、おじ様は国王様らしい、名前は長かった事しか覚えてない...そして
「勇者様方、先程は醜態をお見せしてしまい申し訳ございませんでした」
そう、先程の姫様だ、あの後、無事回復して挨拶に来たらしい。それと私達の今後の行動だが基本的な戦闘技能と連携が取れるまで兵士達と訓練をするらしい、...私以外は、王立図書館や研究所で知識の収集するらしい、あぁ私の職業特性が判明するのが楽しみだ。
別に引きニートではないです、自由な時間がたくさんあるだけです