二話 ステータス確認
連日投稿です
「やった、やりましたわ!勇者様方の召喚に成功しました!」
目が覚めて最初に「聞こえてきた」のはそんな「言葉」だった。
「これで、私達は、魔王進軍を.........」バタッ
「「「「「「姫様ぁ?!」」」」」」
外野がうるさいな、...ん?何故私はコレを理解できている?あきらかに日本語ではないのだが...
しかし此処は何処だ?とりあえず学園では無い...いや、そもそも地球ではないのでは?そうなると此処は...ヤバイ混乱してきた落ち着かなければ。
「勇者様方、混乱しているところ申し訳ございません、私共より状況を説明させていただきたいと思います」
「まず此処は皆様の居られた世界ではございません、そしてこの世界は今、魔王進軍により危機に陥っております。」
「そこで、この国に伝わる勇者召喚の儀式により皆様を召喚したのです」
「魔王軍は強大であり私共では太刀打ちできないのです」
「どうか、皆様のお力をお貸しください」
「「「「「お願いいたします」」」」」
ふむ、つまり異世界召喚されて魔王討伐してくださいと言うところか、しかしそんなことよりも、
ーー私達は元の世界に帰れるのかーー
「僕達は元の世界に帰れるのですか?」
今のは私じゃ無いぞ、しかしこの状況でよく発言できるな...って私の隣だったよ、すごな裕樹。
「分かりません、しかし過去の文献には魔王討伐を成し遂げて帰還された方もいらっしゃるはずです」
ーーーザワザワーーー...十数分後
「分かりました、僕達は魔王を倒し元の世界に帰れる方法を探します」
こうして私達の魔王討伐が決定した。
「それでは皆様の身分証明書と能力確認のためのステータスカードを配ります、無くさないようにお願いいたします」
「ステータスを確認したい時はカードに向かって『チェック』と、閉じたい時は『クローズ』と、そして隠したい項目はその部分を触りらがら『ロック』と、唱えてください」
「チェック」
早速、裕樹が確認してるみたいだ、どれどれ...
ーーー天津河 裕樹ーーーーーーーーーーーーーー
年齢 17 性別 男 職業 勇者
HP 2500 / 2500
MP 2500 / 2500
筋力 300
頑強 300
敏捷 300
耐性 300
魔耐 300
幸運 200
ーースキルーー
護光 剣術 刀術 光魔法 火魔法 風魔法 水魔法
土魔法 雷魔法 縮地 無拍子 並列思考 多重発動鑑定 異世界言語理解
ーー装備ーー
聖耀学園高等部制服 (上下)
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さすがは我らが裕樹だ、勇者になってる
「ロキはどうなった?」
「今から確認するよ」
『チェック』
ようやく主人公が確認します。
セリフ前後を改行しました、細かいところもいろいろ変えてます、気が向いたら探してみてください