マダム テルコ
お正月にアップしようと、思っていました、閑話です。
遅くなってしまいましたが、よろしくお願い致します。
ちょっとだけ先のお話しです。
閑話 マダム テルコ
バチカーナ聖王国の王都リストンにある、モーテス商会の建物の一階の道路に面した所に、とても大きなガラス窓が出来て、その中には、木魔法で出来たマネキンに、可愛らしい服が着せられて、数体並べられていて、道行く人の目を引いている、今でこそ、立ち止まって見ている者は少なくなったが、初めは、沢山の女性が、商会の前の道を埋め尽くしてしまい、街の騎士団の詰め所より、騎士が出動する騒ぎになったりもした。
下着を、マネキンに着け飾った時など、最初は女性ばかりであった見物人の中に、ちらほら男がいたが、そのうちに男の数の方が増え、中で買い物をする女性客より、苦情が出た為、職員がマネキンをしまうと、いった事もあった。
今日はナワ皇国のモーテス商会本社より、テルコがリストンの商館に来ていて、本国より持ってきた、庶民でも購入できる、新作の下着と、布製のマスクを、納入していた、積荷を見ていた、ミキオが、
「テルコ、下着は良いが、このマスクとは、何だ?
こんなに沢山作って、こんな物が売れるのか?」
「ミッちゃん、このマスクってのは、病気にならない様にする物だよ、ミッちゃんのお兄さんも、疫病で亡くなったのよね、このマスクをしてたら、病気にならなかったかもしれないわ、」
「流石にそれは、テルコの話でも、信じられないな、」
「ミッちゃん、マスクは、必要な物だから、どれだけあっても良いの!、病気には、予防が必要なのよ!それに下着を作る時に出る端材で作っているから!」
と、テルコは鼻の穴から、ふぅーっと、空気を出しながら、むねを張って言った。
次の日、新しい下着の入荷の広告が、店の前に貼り出され、暫くすると商館には、女性の長蛇の列が出来ていた。
ミキオは自身の執務室より長蛇の列を見ながら、
「テルコ、今回の下着も、大成功だな、」
テルコも、窓から列を見ながら、
「ええ、今回の下着は、万民向けのお手頃お値段だから、きっと凄い数が、売れると思うわ、」
ミキオは、思い出した様に、
「後、朝一番で、例の防具屋の親方から、頼んでおいた鞄の見本が出来たと、持ってきたのだが、見てくれるか?」
「ええ、見せて、」
と、輝子は魔物の革で作った鞄を手に取り、
「ミッちゃん、凄いわ、思ってた以上の仕上がりよ、
この鞄も、イケるわよ、早速親方に注文しなきゃ、でもその前に、今、見本はいくつ来てるの」
「色と、形違いで、五つだな、」
輝子は、うんうんと、頷き、部屋の隅に控える執事に、
「リンドン公爵夫人に、私が、一緒にお茶をしたいと、お誘いをして!夫人さえ良ければ、うちの馬車にそのまま、乗って来てもらっても構わないわ、返事も聞いてきてね!」
執事は一礼して出て行き、ミキオが、
「なぜ、急ぐのだ?」
「親方に注文する前に、この国のファッションリーダーのリンドン公爵夫人に鞄の感想を聞くわ、気に入って貰えれば、夜会で宣伝して貰うつもりよ!で感想を聞きながら、鞄の発注をするわ、」
「なるほど、うまくいけば、防具屋の副収入にもなるからな、」
話は少し前にナワ皇国の商業ギルドのギルド長が、ミキオの所に訪れ、防具屋の収入が、少なく何か良い案は無いかと、輝子に聞いて欲しい、頼まれミキオが輝子に話た所、輝子が、
「ミッちゃん防具屋さんって革とかあつかうんだよね、」
「ああ、専門家だな、」
「じゃ、いけるかも、作って貰いたい物があるから、私が防具屋さんに行けるよう、ギルド長さんに話してみて、」
ミキオは、
「奥様は、仕事熱心ですね、」
と、言い、輝子は、
「ええ、モーテス家の嫁ですから!」
と、笑って返す。
輝子が防具屋を訪れた所、防具屋の親方が、輝子の前ので、片膝をつき、
「テルコ様、この様な所迄、足を運んで頂き、ありがとうございます、よろしくお願い申し上げます、」
ミキオは、お前もかっと、言う様に、
「親方、妻は、神様では、無く普通の人間だ、そんなにかしこまらないでくれるか、」
「ですが、モーテス卿、皆、言っていますよ、テルコ様は、神がこの世に遣わした使徒だと、」
ミキオは、はぁーっとため息をつくと、隣の輝子が、
「初めまして親方、今日は親方に見て貰いたい物が有り、持ってきました、これです、」
と、革製の鞄を親方に見せる、親方は興味深く鞄を
みて、
「テルコ様、この革はなにの革でごさいますか?」
「親方、ごめんなさい、私、革には詳しくないの、親方、親方の扱う革でこの様な鞄は出来ますか、良ければ、扱う革を見せて頂きたいです、」
「はい、テルコ様、おい!テルコ様に革を有るだけお見せしろ、テルコ様、直ぐお持ちします、で、この鞄を、うちに有る革で作る事は可能です、ですが、この様に小さい鞄に、使い道はあるのですか?」
輝子は、笑いながら、
「親方、この鞄は、夫人方が、お洒落で持つ鞄なのです、これ以外の形も、描いていますので、見て下さい、」
親方が、輝子の絵を分かりやすいと、絶讃していると、弟子が革を持ってきて、輝子の前に並べていく、
輝子は革の艶や、模様、光沢に驚き、親方に、
「親方、これと、これ、これも、」
と、革を選び、
「親方、こちらの革で作ってみて下さい、あと、お値段はどの位になりますか?」
親方は少し考え、
「最初に見せて頂いた小さい鞄は、銀貨5枚、絵の大きい物は金貨一枚でいかがですか、」
輝子は微笑み、
「はい、そのお値段でお願いします、先ずは見本品を数点作って下さい、出来によっては、モーテス商会が
大量に発注させて頂きます、親方、きっと本業より、忙しくなりますよ、」
と、笑顔でサムズアップをして見せた。
リンドン公爵夫人は、使いに出したモーテス商会の馬車に乗って来て、執事に案内されながら、商会のロビーに入って来て、輝子を見つけると手を振りながら、
「テルコ!お招きありがとう、」
輝子は一礼して、
「公爵夫人、突然お呼びしてしまって、申し訳ありません、」
夫人は笑いながら、
「テルコが一緒にお茶をなんて言われたら、誰でもすっ飛んでくるわよ、それと、夫人ではなく、マルシアと、よんでね!」
そこに執事が、
「お茶の用意が整いました、こちらに、」
と、商会のロビーに、新しく併設されたサロンに案内され、そこには、紅茶と、プリンが用意されていて、
輝子が、
「マルシア様、以前学園で、息子達が作ったプリンと言うお菓子です、学園祭の時はすごい人気で、完売だったそうですよ、」
マルシアは、嬉しそうに、
「これが、噂のプリンなのですね、娘めも学園の寮に入っていますの、ですが、学園祭の時に、プリンを食べ損ねたと、それはそれは、がっかりしていましたわ、それにまだレシピが公開されていないそうですわ!」
と、いいながら、スプーンで一口たべ、目を細めている、そこに輝子が、沢山のバッグを抱え、マルシアの前におき、
「モーテス商会の新作バッグです、まだ公開前で、マルシア様に、意見が、聴きたくて、」
と、輝子はすまなさそうに、告げると、マルシアはますます笑みをふかめ、バッグを手に取り、
「ふっ、ふふ、素晴らしいですわ!このバッグ、これは革ですの?」
輝子は、少しだけ意地悪そうに、
「はい、革です、なにの革かわかりますか?」
マルシアはすでに鞄を抱えてみたり、大き目サイスの鞄を肩からさげたりしながら、
「魔獣の革ね、何の魔獣かはわからないけど、主人の防具に同じ様な革が、使われていたわ、」
「はい、魔獣の革だそうてす、この様な素晴らしい革、は鞄や、靴にするべきだと、先ずは鞄から作りました、マルシア様、モニターになって貰えませんか?」
「テルコ、モニターとはなに?貴女の頼みなら、何にでもなるわよ!」
「モニターとは、この鞄を夜会の時持って行き、ほかの夫人達の反応を調べる人の事です、」
マルシアの目を輝かせ、
「私が、この鞄を持って夜会に、ふふ、ふふふ、楽しみですわ、テルコ、任せて皆に見せびらかして、反応を調べれば良いのですね、」
輝子は、苦笑いをしながら、
「その通りです、反応が良ければ、発注しようと思っています、あと、今回のモニターの報酬は、そちらの鞄の大小、一つづつでは、いかがですか、」
マルシアは、嬉しさのあまり、踊り出す勢いで、
「テルコ、本当ですの!この鞄を頂けるの?夢見たいよ!」
「マルシア様に気に入って貰えたなら、この鞄も皆様に気に入って貰えそうです!」
「テルコ、早く発注をかけた方が良いわよ、多分夜会の次の日に大変な事になるわよ、」
輝子は、焦りながら、
「マルシア様、うちの商品ということは内緒にして下さいね、まだここにある物しかないので、」
マルシアは呆れ顔で、
「テルコ、貴女の所以外で、こんな素敵な鞄は出来ないと、思うわよ!お仕事は任せて、で、テルコ、そちらの色違いのバッグも、私に売ってね!」
と、大事そうに大小の鞄を抱えて、帰っていった。
数日後、マルシアの報告より、先に、貴族の夫人方の使いが、モーテス商会を訪れるのであった。
数日後、ミキオが発注の為本国に戻る為の準備をしていると、不意に輝子が、
「ミッちゃん、私帰るのもうちょっとだけ、後でも良い?」
ミキオは、少し不安げに、
「どうした、テルコ、身体の調子でも悪いのか?」
テルコは少し困った様に、
「うんっとね、なんてゆうか、」
その時、モーテス商会に、王城の近衛騎士団員と、大聖堂の高位神官が訪れて、
「モーテス卿、国王陛下と、大神官殿が至急モーテス夫人にお会いしたいと大聖堂でお待ちです、モーテス卿、既にナワ皇王からも、御許可が取って有ります、」
ミキオは、使者二人の感じから、只事ではないと、感じ、テルコを見ると、こちらを見て不安そうな顔をしている、ミキオはテルコに、
「テルコ、大丈夫だ、俺も付いて行く、使者殿、宜しいな!それと妻は、少し体調が良くない、うちの馬車でゆっくり大聖堂迄行かせて貰う、先に、陛下にお伝え願いたい、」
騎士は頭を下げ、
「感謝致します!モーテス卿、では私は直ちに大聖堂の陛下にお伝えいたします、」
高位神官が、
「私は状況を説明致しますので、馬車に同乗させて頂きたい、輝子様の体調は大聖堂に着き次第、聖女に治癒させましょう、」
モーテス商会の馬車がゆっくり、大聖堂へと進みながら、車内で高位神官が、
「実は、今朝早く隣国のスロス王国の大教会より、石鏡で連絡があり、王国の王都に近い鉱山の村で疫病が発生したと、報せがあり、国境を接する、聖王国と、ナワ皇国でも対策を取る為、国王も、大聖堂におられます、」
その時、輝子が、
「ミッちゃん!誰か商館に戻ってマスク、全部持って来させて、」
と、叫ぶ、ミキオは驚きながらも、執事に告げると、執事は馭者に代わり手綱を取り、馭者は、馬車より飛び降り、商館に走って行った。
輝子達が大聖堂の広間に着くと、広間に大きな石鏡が二つ置かれ、一つは、良く知っているナワ皇王と、大司教が映っていて、もう一つは法衣の老人と、女性が映っていた、大神官と、王が入って来た輝子に、
「モーテス卿、輝子殿、すまない、体調が良くないと、聞いたが、大事無いか?」
既に輝子の隣には聖女がいて、輝子が、
「大丈夫です、お話を聞かせて下さい、」
その時石鏡の向こうから、
「輝子殿、初めまして、私はスロス王国女王、クラントワット、クランと、呼ばれるが良い、」
「初めまして女王陛下、テルコ・モーテスと、申します、」
「テルコ殿、今我がスロス王国で疫病が流行ろうとしている、数年前の聖王国と同じ疫病だ、聞けばテルコ殿は、神よの世界より遣わされた使徒だと聞いている、テルコ殿、なにとぞ我がスロス王国を救って貰えぬか!」
「女王陛下、私は、確かに神によってこの世界に来ましたが、ただの人間です、ですが、私の知識がお役に立てるなら、お手伝いさせて、頂きます、疫病の症状を教えて下さい、」
テルコの話を聞いていた、大神官が、
「私から、話しましょう、まず、疫病にかかると、激しい嘔吐と、下痢が、続き身体が衰弱して死に至ます、看病している者にも、次々にうつってゆくのです、」
輝子は考える、コレって静流と見たドラマによく似た状況ね、もしかしたら!輝子は直ぐに指示を出してゆく、
「まず、私の息子を学園より、至急呼んで下さい、息子だけです、もし、姫様が来ると言われても、断って下さい、あと、女王陛下、私の言う事を実行して下さい、沢山話ますので、紙などにひかえて下さい、良いですか?」
女王は石鏡の向こうで、慌ただしくしじを出している、
「テルコ殿、たのみます!」
「はい、では、先ず疫病が出た町を封鎖して下さい、
決して見捨てる訳ではなく、疫病を広めない為です、」
「テルコ殿、既に封鎖はしている、入って行く者は教会の神官達たけだ、」
「はい、わかりました、つぎは症状の出ていない者、や中に入る神官の人は皆、布などで、口と、鼻を塞いで下さい、そして、その状態で、定期的に、洗浄魔法を掛けて下さい、この疫病は口と鼻から、うつります、この様な物があれば良いのですが、」
と、輝子はポケットよりマスクを取り出し女王に見せる、女王は、
「テルコ殿、その様な物で疫病が防げるのか?」
「はい、うつる確率は格段に、下がります、次は、患者の吐瀉物と、便です、これから、疫病が広がります、まちの外に、穴をほり、吐瀉物と便を運び、上から廃を掛けて下さい、この時もマスクと、洗浄魔法を忘れずに、次は、患者に治癒魔法を掛けてはいけません、掛けて良いのは、体力回復魔法です、」
石鏡の向こうの法衣の老人が、
「使徒様、何故治癒魔法を掛けてはいけないですかな?」
「この疫病は口と鼻から身体に入って、病気になります、人は身体に疫病が入ると、疫病を出そうと、嘔吐や、下痢をします、この嘔吐や下痢の症状を治癒してしまうと、身体から疫病が出て行きません、、ですから、体力回復魔法を掛けて、疫病が完全に身体の外出るまで、看病して下さい、もう一つ、下痢が続くと、脱水症状を起こすので、こまめに水分を与えて下さい、あと、患者も皆、生水、生物は取ってはいけません、水は必ず沸騰するまで沸かし、出来たら大鍋に対して一つまみ、塩を入れて下さい、」
輝子は国王に
「陛下、スロス王国迄はどの位かかりますか?」
国王は、
「うむ、騎士団の早馬で、一日半と、いった所か、」
話を聞いた輝子は、考える。
その頃学園では、
「僕を陛下と、母が呼んでいると?」
静流は、只事ではないと、感じ、
「直ぐ支度をします、馬車で待っていて下さい、」
と部屋に掛けて行き、外出様のローブを羽織ろうとして見たことの無い、純白のローブが机の上に置いてある事に気づき、広げて息を飲む、このローブは界理様のローブ、何故ここに?それに、胸の所と、背中に赤十字、いったい、何が、と、静流はあたまを振り、純白のローブを纏うと、馬車へ駆け出した、馬車にはリリアンヌがいて、近衛騎士団員と、揉めていた、
「姫様、陛下のご命令で姫様はお連れ出来ません、」
尚も食い下がるリリアンヌに、テルコ様のお願いでも有ります、姫様、なにとぞ、」
リリアンヌはいつの間にか隣に立つ静流を見て、目を見開く、
「静流、そのローブ、界理様の、」
「そうだよ、姫様、それに、この赤十字のマークは、人を助けるマークなんだ、界理様からのお導きだよ!行ってきます姫様!」
馬車に乗り込む静流に、リリアンヌは、
「リア、お願い静シズルを護って!私は大丈夫!」
リアは、リリアンヌに向かい、敬礼すると、静流の肩にとまり、静流が、
「姫様、ありがとう!行ってきます!」
と、学園を後にした。
輝子が少し考えていると、
「母さん、父さん、」
と、静流が入って来る、テルコは静流のローブを見て、静流をもう一度見ると、
「母さん、話は大体分かったよ、ドラマと、同じだね、」
「静流、そのローブ?」
「うん、界理様からのお導きだね!赤十字だもん、」
二人は笑い合い、
「静流、ごめんね、本当だったら、私が飛んでったのに、お母さん今馬車あまり長く乗れないの!」
静流は一瞬驚き、その後微笑み、
「任せて母さん!リアも付いてるし!」
輝子は国王に向かい、
「陛下、息子も患者の扱いや、疫病に対しての知識が有ります、モーテス商会のマスクと、共にスロス王国に早馬で送って下さい、」
聞いていたミキオが、
「テルコ!何を言っているんだ、息子を疫病の治療に行かせるなんて!」
静流は、
「父さん、このローブ今日、界理様が僕に送って下さったんだ!この赤十字は僕たちの世界では、人を助けるマークなんだ、界理様のお導きだよ、行ってきます、父さん、母さん達を宜しくね、」
と言い、騎士団員と共に出て行った、輝子は女王に、
「女王陛下、予防様のマスクを持たせて、今息子をそちらにやりました、私と同じくらい疫病の知識を持っています、あと、馬鹿げた魔力を持っていますので、扱き使って下さい、」
と、笑顔で伝えると、石鏡の向こうで女王と、老人が一礼して、
「モーテス一族に、百万の感謝を、」
と、最大級の礼を言って、石鏡は只の鏡に戻り、終始見届けていたナワ皇王も、
「ミキオ、テルコ、国で待って居ますよ!」
と、石鏡から消えていった、国王も、
「モーテス卿、テルコ殿、なんとお礼をいったら良いか、」
「陛下、礼など要りません、私達の世界では当たり前の事をした迄です、」
そんなテルコに聖女が、
「テルコ様、息子様はお気付きのようでしたが、ご自愛下さい、私の大天使様より頂いた目がそう言っています、」
途端に輝子は真っ赤になり、ミキオが、
「テルコ、大丈夫か?やはり体調が悪いのか?」
「ミッちゃん、後で、」
と、小さい声で話した。
その後、静流達騎士団の活躍もあり、奇跡的に死者も出ず、疫病は終息に向かい、スロス王国より、モーテス家に感謝の印として、スロス王国内での爵位を賜わった。
輝子は、王都に残り、ミキオは輝子の妊娠に、嬉しさの余り、自分も残ると、駄々をこねたが、輝子に諭され、渋々ナワ皇国に帰っていった。
ありがとうございました。




