界理の作戦
よろしくお願い申し上げます。
第十七話 界理の作戦
琴平が入ってきた後を、スルハがぴったり後に着いて入って来て、
「界理様、スィーネス様、ただいま戻りました、」
と、界理達に、挨拶する、界理は、
「二人共丁度良い所だ、其方らも、カレーを食べるが良い、」
と、界理は二人分のカレーを用意して、二人の前におく、
「界理よ、ありがとう、頂こう、」
「界理様ありがとうございます、頂きます、って、カルムス様?如何して此方に?」
スルハが驚いて聞くと、界理が、
「一日早く戻られたので私が、お呼びしたのです、丁度良い、琴平を紹介しよう、カルムス様、此方の者は、琴平(ことひら、私の友人の土地神で、仕事仲間でも、有ります、」
カルムスは、
「琴平様、シロンの冥府の神、カルムスでございます、以後お見知りおきを」
と、深く一礼する、
「琴平でございます、琴平と、お呼び下さい、」
お互い、挨拶が終わり、皆がカレーを食べていると、界理が、
「皆、食べながらで良いので、少し明日からの事を、聞いて欲しい、まず早急に、アキコ・モーテスさんと、接触しようと、思います、スィーネス様、王都にある、教会へ、私を送り込む事は、可能ですか?、」
スィーネスは、少し考えて、
「そうですね、界理様の送り込む時の立場によって変わってきますね、一番簡単なのは、私の命をもって、神を地上に顕現させる、のは、如何ですか!此れでしたら、今晩中に天使達に、巫女と、大神官と、高位の神官たちに、御告げをすれば、明日でも、降りる事が、出来ます、神として、降りた後、大神官達に身分の偽装と、学園に入る手筈を整えさせては、如何ですか?」
「成る程、流石、スィーネス様良き案ですね、明日は、少し準備がしたいので、明後日降りると言う事で、天使殿達と、調整をお願いして、宜しいか?」
「承りました、ですが、界理様の準備とは?」
話を聞いていた、琴平が、
「スィーネス様、界理は何でも形から入るのですよ、界理、明日朝迄に魔法使いのローブを用意いたそう!何色が良い?」
「流石、琴平、よく解っておる、白で、カッコ良い物を頼む!」
「うむ、式にヘルメス様の所に向かわせる!界理よ、我も、少し楽しくなってきたぞ!」
「私もです、界理様!」
「スルハは、私と共に降りて貰うが、不可視化して、バックアップを頼みますよ!」
「はい、心得ております。」
「かっ、界理、二人で降りるからと、言ってスルハに、手を出したら、許さんぞ!」
「琴平様!私は、琴平様だけです!」
「スルハ!」
「琴平様!」
「琴平、スルハ、二人に言っておくが、仕事中に私用の通神、メールは、うちの規則でダメですよ!式達にも言って有りますが、使用した者は、罰として、端末没収ですよ!連絡は、仕事が終わってからにして下さいね!」
界理はニヤニヤしながら、二人を見ていた。
「次は、カルムス様、冥府の扉は、何処ででも開ける事が出来ますか?」
「うん、兄貴!其れは大丈夫だけど、問題が一つ!」
「問題とは?」
「兄貴、その開いた扉から、冥府に居る者を呼びたいんじゃないか?扉を開けながら、呼ぶのは、俺一人じゃ、出来ないが、ソル姉ちゃんが手伝ってくれれば、出来ると思う!」
「成る程、分かりました、スィーネス様、お姉様に連絡していただけますか?、明日朝一番に、力子を向かわせます、」
「承りました、姉に後ほど連絡します、」
「宜しくお願いします、で、カルムス様、冥府で、シュウゾウ・モーテスと、弟ヒサシ、タツオ・モーテスを呼ぶ準備をして頂きたい、」
「兄貴!明日、冥府で探しておくよ!」
「皆ありがとう、今日は、此処までと、しましょう!」
話が終わると、スィーネスが、スルハに、
「天使長、先程から、気になっていたのですが、その薬指の指輪は?」
聞かれたスルハは真っ赤になりながら、
「今日、琴平様に、プレゼントして頂きました、」
「素敵な指輪ですね!」
「はい、私の宝物です!」
話を聞いていた、界理が、
「薬指の指輪とは、二人は想い人に、なったのですね!」
「そうなのだ!界理、スルハは私の想い人なのだ、だから、皆、スルハに手を出すでないぞ!」
「琴平、私達は、明日からまた仕事であるから、ちゃんと、次の休みまで、我慢するのだぞ!」
「うぅ、分かっておる!が、うぅ!」
苦虫を潰した様な顔になっている、琴平と、隣で真っ赤になっている、スルハを見て、皆笑顔で、この日は、お開きになった。
ありがとうございました。




