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神様の休日  作者: たかまる
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報告と女神様アルアル

よろしくお願い申し上げます。

第十二話 報告と女神様アルアル


界理(かいり)達が社に帰った後天使と式神のケーキバイキングはとても盛り上がり、今日の仕事のペアで、本部居残り組達でと、ワイワイ騒いでいる、天使達はどのケーキから食べようと迷う者、片っ端から取り皿に乗せて行く者、それをケーキを食べながら眺めていた副天使長に、式神が話かける、

「副天使長様、如何されました?ケーキがお気に召しませんでしたか?」

「とんでもない!とても美味しいです、全種類食べたいくらいです、ですが先程のスィーネス様と天使長を見たら、何と無く悪い気がして、」

「副天使長様 はお優しいのですね、ですがその様な心配、無用です、今頃スィーネス様は、身体の隅々まで、ピカピカに磨かれ、後、この世の物とは思えない程美味しい料理を食されるのですから、此方も負けず、美味しいケーキを食べましょう、後、一緒にお写真をお願い致します、」

「写真んとは、何なのですか?」

「写真とは、此れです」

式神は胸ポケットより携帯端末を出し、机の上のケーキを撮影する、ピッと音と共に端末の画面にケーキの写真が映る、撮った写真を副天使長に見せると、

「凄いです、一瞬で鏡に映した様です!あっ、では私の端末も同じ事が出来るのですか?」

副天使長は胸元から、自分の携帯端末を出し、式神なたずねる。

「はい、この様に、」

式神は副天使長に端末の操作を教えながら、

ピッと二人のツーショットの写真を撮る。

「とても綺麗に撮れましたね!、この端末まだ販売前の今年モデルですよ!羨ましいです」

「此れが私!こんな顔をしているのですね、恥ずかしいです、ですが、この端末とても、便利な物ですね!式神様の端末は、キラキラ宝石がちりばめられ、とても綺麗ですね!」

式神端末を見せながら、

「此れは宝石などでは無く、ただ可愛くデコレーションしているだけです、後、撮った写真はこの様に待ち受けにも出来ますよ、」

其処には式神ともう一人男の式神が仲良く写っていた!

「此の一緒に写っている殿方は?」

副天使長が式神に質問すると、式神は少しだけ頬を赤く染め、

「私の想い人です、界理(かいり)様のご友人の土地神様の式神をしています。」

「羨ましいです、私にもその様な日が、来るのでしょうか?」

「副天使長様はとてもお綺麗です、必ず素敵な殿方が現れますよ!撮った写真を送る事も出来ますので先程の写真を、天使長様に送られては如何ですか、」

「では後ほど送りますので送り方を教えてください。」

副天使長達がが盛り上がっていた頃、スィーネス達は力子(ちからこ)とスルハの三人は、広間から入ったエントランスの椅子に座り、話していた。

力子(ちからこ)様何故我々は待機しているのですか?界理(かいり)様達は直ぐに入っていかれたのに、」

「スルハ様その理由は、あの扉が開けば解りますよ!ほら!」

すると、扉がゆっくりと開き出てきた式神を見てスィーネスとスルハは驚く、式神はいつもの制服では無く日出ずる国の式神の正装をしていた、出てきた式神は二人、深く一礼して、

「スィーネス様日出ずる国にようこそおいで下さいました、さあお進み下さい、」

式神は左右に別れ深く頭を下げる、背後より力子(ちからこ)が小声で、

「お進み下さい、」

スィーネスはオドオドしながらも、扉の中に入って行く、スルハもすぐ後に続こうとして、力子(ちからこ)に背後から引っ張られる、

スィーネスが中に入ると、扉がゆっくり閉まる、不思議そうなスルハに、力子(ちからこ)が、

「スルハ様、スィーネス様は日出ずる国の国賓です、スルハ様は臨時とはいえ、界理(かいり)様の補佐官、日出ずる国の者、一緒にはあの扉を潜れません。」

スィーネスは力子(ちからこ)やスルハと離れてしまい、心細くなっていると、隣に顔見知りの式神が、

「スィーネス様、大丈夫です、直ぐに力子(ちからこ)様やスルハ様がみえます、お履物をお脱ぎ下さい。」

スィーネスが編み上げ靴を脱ぐと、式神が直ぐに受け取り音も無く消える、

「スィーネス様、此方で御座います。」

スィーネスは式神の後に着いて廊下を歩いて行くと、廊下の奥に四人の美しい式神が、頭を下げて待っていた、

「スィーネス様此方でお召し物の準備を致しますので、此方のお部屋にお入り下さい、」

「はい、ありがとう、よろしくお願いします。」

「御用は此方でお済ませ下さい」

スィーネス様は一瞬戸惑うが、トイレだと理解して入るが、何処がトイレか解らない、すると先程の式神が、小声で、

「奥へお進み下さい、便座が開きます、座って達して頂ければ、乾燥まで全て行います、」

暫くすると真っ赤な顔をしたスィーネスが、トイレから出て来た、其処にはニヤニヤした笑顔の力子(ちからこ)とスルハが待っていた。

「スィーネス様、此れより湯浴みをして頂きます、お召し物をお脱ぎ下さい、」

四人の式神にあっという間に服を剥がされ、湯殿の中に連れられて行くスィーネスを見て、力子(ちからこ)が、

「スィーネス様も服の下は、裸族だったんですね、スルハ様、」

スルハは赤くなるだけで返事は無かった、代わりに、

力子(ちからこ)様、今スィーネス様に着いている、四人の式神殿達は?私はお会いした事の無い方なので、」

「スルハ様、あの四人は日出ずる国の最高の

メイクアーチストです、わかりやすく言えば

あの中の二人は、昨日私が自慢した式神の師匠と言えば判りやすいですか、因みに全員ウカ様の式神です、」

暫くすると、スィーネスがトロンとした顔でバスローブを着て湯殿から出て来た、スィーネスはベッドの様な台にうつ伏せになり、オイルマッサージを受けて行く、その様子を壁際の椅子に座り見ていた力子(ちからこ)とスルハは、

力子(ちからこ)様あれは、何なのです、凄く気持ち良さげですが?」

「良さげではありません、最高に気持ち良いです、其れに全身お肌、しっとり、ツルツル、ピカピカですよ!」

「うっ、羨ましいです、流石、国賓って事ですか!」

スィーネスはマッサージが終わり、今は髪を整えて貰っている、同時に顔もメイクして貰っているみたいだ、髪は頭の上まで結い上げられバスローブを脱ぎ、下着を着けている、やっぱりスィーネスも何処で覚えたのか、大きな鏡の前で、ポーズを取っていた、力子が笑ながら、

「あれは、お約束ですか?」

とスルハに聞くがスルハは、顔を赤くしながら、

「秘密です!」

スィーネスの用意されたドレスは薄い水色のタイトなドレスで、靴が瞳と同じエナメル質の紫のヒイール、クロの小さな鞄、携帯端末も渡され登録している、準備が整い、スィーネスは力子(ちからこ)とスルハに如何ですかと、聞く、

「とても美しいです、素敵過ぎ、反則です!」

とスルハが答え力子(ちからこ)は携帯端末で

スィーネスの写真を撮りまくっていた!

その頃本殿広間では、界理(かいり)が天照に報告をしていた、

「母上、ウカ様、戻りました、」

「お帰り、界理(かいり)、今日は正装なのですね、其れにメガネも掛けていないのですね、あちらはどうでしたか?」

「母上、正装の時はメガネは致しません、母上とイザナミ様が予想された道理でした、しかも二人で、その者達は既に他界して居りますが、孫娘が今回の召喚の中心だと思ってあます、母上この娘を私の眷族にしたいのですが、如何でしょうか?この娘とても、稀有な力を持っていると思います。後、ウカ様お土産大変喜んで頂きました、式神達も良く、やってくれました。」

「眷族の件は其方が其処まで言うのであれば、良いでしょう、一度連れて来なさい、また名付けよう、」

「ありがとうございます、未だ本人にも会った事も無いですが、予感がしました、」

話を聞いていた、ウカが

「で、界理(かいり)、スィーネス様はどうでしたか?」

ニヤニヤした笑顔でウカが、聞く、

「とても優しく、純粋で、美しい人ですよ」

界理(かいり)にしては、珍しく高評価なのですね!」

天照が界理(かいり)

「後ほど時間が合えば顔を出させて貰う事にしょう、あと其方明日の休みは、如何するのだ、其方さえ良ければ、御忍びで、スィーネス様にを、下界に案内しては如何か?」

「明日は昼過ぎまて友人の土地神の所へ行く予定でしたので、誘ってみる事にいたします。」

「では、スィーネス様がお待ちであろう、私とウカが、よろしくと伝えておくれ、」

「はい、母上また、報告に伺います、」

一礼して界理が出て行くと、ウカが

「私の式神達に支度させましたが、皆高評価でしたよ!」

「まぁ、良いであろ、」

「心配なのですね!」

「黙るがよい!」

「ハイハイ、申し訳在りません。」

と、言いながら、ウカは微笑んでいた。


ありがとうございました。

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