help me
助けて。お願いだから僕を助けて。
誰でもいいから僕を助けて。
辛いし苦しいし狭いし寒いし悲しいから僕を助けて。
嫌だ。嫌だ。もうお前の顔は見たくない。
だから助けて。誰か助けて。
嫌だ。嫌だ。嫌いだ。
もう耐えられない、助けて。
お前も君もあなたもみんな大嫌いだ。
僕の周りに来ないで。
僕には今僕を褒めたたえ世話をしてくれ愚直に守ってくれるロボットしか欲しくない。
嫌だ、嫌いだ。
昔はそんなこと言わない「いい子」だったはずなのに、
いつのまに僕は「悪い子」になってしまったの?
いい子なら、本当のいい子なら、
嫌いだなんて言わないんだ。
照りつけるような日差しも、僕を殺すような暑さも、
古びた茶色の校舎も、悠々と日傘をさして歩く奥さんも、
手にめり込む石も、のどを掻き切るこの痛みも、
先生の怒鳴り声も、応援団の太鼓も、
雲を取り去った青空も、心もとないビニールのポンポンも、
本当は二酸化炭素ばっかり出している木々も、見分けのつかない花も、
たくさん並んだ色別区別の学生たちも、いつか戦争に行くだろうこの学生たちも、
今すぐ殺してあげたい保育園児も、うるさくはためく校旗も、
熱消毒するみたいに熱い靴も、てらてら光るだけの飛行機も、
みんなみんないなくなれ。
みんなみんな僕の前からいなくなって、代わりにただモノトーンを連れてこい。
もう色はいらない。
僕を傷つけた色はいらない。
だっておかしいんだ、
僕らの人生は色に縛られている面がある、
それは体育祭の組み分けの色もそうだし、肌の色だってそう。
おかしいんだ、同じ花なのに色で「美しくない」って言われてしまうなんて。
だから僕は色が嫌いになった、
嫌いだ。
人生を何と言うかと言ったら、
様々な人がさぞご立派な人生論を語ってくれるんだろう。
そして僕ならばこう言う。
踏み出して踏み出して歩いて歩いて走って走って最後に飛び降りる。
それだけ。
無性に嫌いだと叫びたくなる日が。
何もかも捨てて走りたくなる日が。
そんな日に書いた詩です。
いつも読んでくださりありがとうございます。
はじめましての方ははじめまして。
どうも、きらすけと申します。




