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血脈の傀儡 フィオーレ王国戦記  作者: 御崎 仲太郎
はみ出しものの魔導士たち
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【第二章】あらすじ・登場人物

<あらすじ>

 レジスタンスに浚われ、レナードはオリヴィアに「帰す気は無い」と断言する。反発したオリヴィアは、隠れ家の一室に軟禁される。

 三日後、レナードが部屋にやってきた。彼は、毎日三食運ばれてくる食事の一切を拒否していたオリヴィアの様子を見にきたのだ。彼は、未だ反発するオリヴィアを食堂へ連れて行く。

 食事を前に祈りを捧げないレナードに、オリヴィアは驚く。そんなオリヴィアに、レナードは「神などいない」と言った。

 オリヴィアを三日ぶりの外に連れ出したレナードは、あるところへと向かう。たどり着いたのは古びた墓で、レナードは「仲間のものだ」と言う。オリヴィアは、神ではなく、見知らぬ魔導士へと祈った。


 帰路で、突如複数の兵士たちが襲ってくる。奇襲を切り抜けるも、異変を感じたレナードは、隠れ家の方向に火の粉が上がっているのを見つける。隠れ家まで慌てて戻ったレナードは、オリヴィアをルークという魔導士の青年に託し、襲撃に立ち向かう。


 一方のルークとオリヴィアは、何とか追っ手を逃れていた。オリヴィアに対し「嫌いだ」とルークは吐き捨て、ほぼ会話のないまま、別の隠れ家へと向かう。

 道中、レジスタンスの一員であるという男、セオドアと出会う。「オリヴィアが安全に逃げられるように囮になっていた」と語るセオドアを加え、三人は目的の隠れ家へとたどり着く。


<登場人物>

【オリヴィア・ウェイバリー】

魔導士の源流たる直系一族の一つ、リブラ家の末裔だと告げられる。

魔導士の考えに触れ、過去を振り返り、徐々にではあるが魔導士の血を引くことを受け入れはじめる。

隠れ家の襲撃から、ルークに連れられ辛くも逃れる。


【レナード】

レジスタンスの隊長。

ウェステリアから強引に連れ出したことを、オリヴィアに謝罪する。


オリヴィアを連れ仲間の墓参りにいくが、帰り道で敵に遭遇。鮮やかな剣で敵を翻弄し続け、その腕前を見せつける。

隠れ家に残り、アルフレッドとともに最後まで仲間を逃がし続けた後、オリヴィア一行も向かっている別の隠れ家へ出発する。


【ルーク】

黒髪に黒目を持つ、魔導士の青年。

レナードの指示でオリヴィアを連れ、敵の襲撃から逃れる。

オリヴィアのことを堂々と「嫌いだ」と言い放つ。


【セオドア・サダルメリク】

山中で出会った五十がらみの男で、レジスタンスの魔導士。

オリヴィアを逃がすための囮になっていたというが……。

意味ありげな笑みでオリヴィアに接する。


【アルフレッド・ハイドラ】

直系一族の一つ、ハイドラ家の末裔の少年。

魔導士の歴史の中でも一、二を誇ると言われるほどの魔力の持ち主。

レナードと共に、その力で隠れ家の襲撃を食い止める。

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