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二度目の悲劇まで、あと4年 ~中学編~  作者: 社会不適合のおれんしぃくん
前までと違う日常の始まり
9/9

やったねサボれたよ沖田君!

忘れてました。読まれてないけど更新

やったね沖田くん、案内しなくてよかったよ!・・ちくしょう。

「なんだ三条の野郎、あんな子いたのかよ」

「まぁまぁ航くん、落ち着きなって」

俺が愚痴っていると野崎がなだめてくる

「にしても、確かに可愛かったな、あいつ」

ロルードが静かに呟く

「惚れたの?」

「いや、そういうことじゃない」

三又がロルードをからかう。

「でも、案内すると授業サボれるんじゃない?」

「は!」

野崎が今気づいたかのように言う。こいつなら最初からわかっていた気がするが。

「今から行ってくる」

「待て」

俺が三条を追いかけようと立ち上がるとロルードが留めてくる

「今から行っても無意味だ」

「ちっくしょう!」

教室に響くような声で叫ぶ。クラスメイトの何人かが驚いていた。

「おい沖田」

「ん?なんだ池田か」

クラスメイトの池田が話しかけてきた。なんか深刻な顔をしているがどうしたのだろう

「三条殺害計画だが」

「話を聞こう」

おれは食い気味に答えた。野崎の目が少し冷たい気がするけど気にしないでおこう。


「ここがPC室だ」

白い扉を指差しながら南地に説明する。

「へぇ、いろんな部屋があるんだね」

南地が少しびっくりしたような顔で校舎の中を見回し、俺のほうに向く

「にしても驚いたよ、まさか三条君がいるなんて」

「まあ、な」

「ずいぶん大きくなったね」

「ああ、お前もな」

お互いに少し笑いながら話す。

「あれからずいぶん経ったんだね」

「ああ、そうだな」

なんか、俺の返事が単調だな

「なんか返事が雑じゃない?」

「すまない、言うことなくて」

そう答えると南地は苦笑して

「まあ、そうだね、他に行くとこは?」

「ああ、音楽室だが・・」

俺はそう言って案内を再開した

カクヨムパナイ

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