投資日記 2017/08/31 ……投資家として大切なこと
【初値】まずは、状況を見てみましょうか……。
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8/31 21:30
【作者作成の自動売買 15pips】
評価損益 -17万円, 決済損益 +6万円
【証券会社作成の自動売買】
評価損益 -4万円, 決済損益 +2万円
【作者作成の自動売買 7pips】
評価損益 -11万円, 決済損益 +1万円
【マニュアル(手動売買)】
評価損益 +2万円
評価損益の合計 -30万円
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【初値】マイナス30万ですか……。評価損が1日で8万増えていますね。
【スマ】そうね
【初値】あれ、評価損が増えたのに、スマさんが嬉しそうじゃありませんね。
【スマ】評価損は、自動売買をやり過ぎた作者の行動が原因ね。
だけれど、今日は、作者がケジメをつける行動をしたのよね。
その誠意に免じて、真面目に対応するわ。
とっても大切なことよ。
例を挙げて説明するわね。
100円で20枚 売りがあって、相場が101円になったとするわね。
このとき、20万円の評価損となるわ。
この時、行動としては、次のようなものがあるわね。
1.これ以上、損失が広がらないことを祈る。相場が下げ相場になるのを祈る
2.買いのポジションを取って、両建状態にして、損失が拡大するのを食い止める
3.損切りして、ポジションを整理する
1の行動は投資家としては失格ね。
今日の作者は、2の行動をとってくれたわけ。
一気に反対のポジションを取って、ポジションの70%くらいを両建状態にしてくれたわ。
これで、相場が急激に変化しても、損失の拡大は緩やかになる。
でも、別の言葉で言い換えると、当面は評価損マイナス20万以上を眺めて過ごすことを受け入れたことになるわね。
【初値】ちょっと分かりにくいので、例をあげて考えてみると、
100円の売りが20枚あって、101円になったら、20万の評価損。
100円の売りが20枚あって、102円になったら、40万の評価損。
でも、運良く100円に戻れば、損失は0に戻る……と。
101円で20万の評価損がある状態で、
買いを15枚とると、評価損20万のうち、15万は相場がどう動こうと固定されると……。
102円になったら、25万の評価損
100円に戻っても、15万の評価損になりますね。
損失は拡大しにくくなりますが、損失も減りにくくなります。
【スマ】両建ては、敗者復活戦みたいなものね。
うまく扱えば、評価損を減らして利益を得ることが出来るわ!
評価損が膨らんでいく状況は目をそらしたくなるけれど、
ちゃんと失敗を認めて、対処することは大切よ。
そして、次の投資に活かしていくの。
さっきの3つの行動のうち、
1の行動を選択して、何もしなくても運良く、無事に乗り越えられるケースもあるわ。
でも、そんな体験をしてしまうと、次も同じ状況になっても放置してしまう。
運悪く相場が逆に動いてしまうと、大変なことになるのよ。
【初値】今週はいろいろとありましたね。
【スマ】まだ明日に、アメリカの雇用統計っていう大きなイベントが残っているわね。
それにしても、この投資日記が始めて、短い期間だけれど、すごい展開になったわ。
この日記は、投資の怖さや失敗したときの思考を教えたい想いもあったから、それは達成できたのかもね。
【初値】あれ、スマさんの言葉……、アニメの最終話みたいな感じになっていますよ。
作者は、けっこう、凹んでいますね。これ以上、続けられるかは……。
【スマ】ま、経験値は増えたでしょうから、今後の糧にしてほしいわね。
【初値】お疲れさまでした!