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WorldSeach Online  作者: rou
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今から10年前の高校3年生の頃…


俺はゲームにはまっていた。

プレイヤーを相手にする本格的なpvpなどに関しては絶対の自信があった。


 特にFPSゲーム、これに関して言えばトップクラスの実力があったと自信をもって言えるだろう、だがFPSゲームにおいてソロでやろうと思うとどうしても高みにはたどり着けない。

なぜならどんなに上手くても仲間がいなくては強いチームと戦うことができないからだ。


 ではどうすればいいかと言うと、俺以外に同等かそれ以上の実力を持つ仲間を複数人集めなくてはならない。

正直これがつらい。特に人脈がない俺は身内と呼ばれる仲間を集められなかった、俺は典型的な実力至上主義者だ。

中途半端な実力をもつクランやチームには入らない、しかも土日はアルバイトが必ず入っていたので大会の日程に合わせることがどうしても難しかった。


それから10年の時が過ぎた今、俺が28になる頃には日本の産業や工業のほとんどはロボットが人間に取って代わり、労働力になる時代になった。

国からは月単位で無償でお金が貰え、ニートは大喜びし、起業を考える若者も後押しされるような結果になり、ゲーム業界は革命的な成長をした。


今日発売の世界初!

本格的なVRMMOゲームとしてWorldSeach Onlineというのが発売された。


1週間前…

「アサミさんこれ一緒にしやん?」

昔FPSを共にやっていたWaterさんにVRゲームを誘われた、もちろん俺はやると決めた。Waterさんは唯一俺と同等の実力をもつ人として昔知り合った人で、関係はリアルで会うくらいには深まっていた。


lineで1枚の画像が送られてきた、ゲームのパッケージの写真ではなく、Amazonギフトカードの10000万円分のコード番号の写真だった。

「なるほど…遠慮なくもらうわ笑」

「その代わり絶対かってやー」


そして今日すでに手元にはWorldSeach Online のパッケージがあり1秒でも出遅れたくない俺は早速ハードの電源を入れる。


「いっちょやりますか」

実力至上主義の俺はもちろんガチでこのゲームをやるつもり、Waterさんは昔から俺のことは知っているし、俺を誘ったと言うことはWaterさんもそのつもりだろうと確信していた。


そして、初期設定だ。

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