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第97話 主義

 

 

 

政治家連中の大半が汚職にまみれてる、なーんてのは誰でもわかること。


そして政治家連中が国の柱になっているのも、誰にでもわかること。


だったら国自体が一般人から見える表面的にはどうであれ、


中身は完全に────犯罪組織────みたいになるのは当たり前だろうと……


それに属する人間まで大きく被害をこうむれば組織としてすら成り立たないから、


内部にいると表面上はそうは見えないだけで。


最初に被害が来るのは、組織中枢に関わりの低い、


何でこんなに給料が低いのかと疑問に思うブルーカラーあたりなんだろうね。



勿論、いい政治家も中にはいる。


ただそれが大した力を持っていないのもまた事実。


というよりも、いい政治家ではなくあくまで穏健派というか。


自分や家族のことを考えて国をよくしていこうと思っても、


所詮穏健ゆえに、自分の身を犠牲にしてもという強硬手段はとれなく。


ミカン箱の中で、腐ったミカンと腐っていないミカンが同じ権利を持って存在すれば、いずれは全部腐ったミカンになる。



前の世界でも歴史上の国の殆どが、犯罪組織が膨れ上がっただけの国家だなんて、


こんな程度のことは幼稚園児ですらわかるだろう、と俺は思うのだが。


大抵はどこの国も、他に罪とか犯していない人間を大量殺人しにいってるし。


実際には、「政治家は皆腐ってる!」とか「あんな奴等が政治をしてるなんて!」という感情による思考停滞で、自分のいる国が元々犯罪国家だってことにすら気付かない。


腐った政治家が国を腐らすだけじゃなく、国のシステムが腐ってるから選ばれる政治家も腐ってる者ばかりだというのにもすら気付かない。



例えば日本でいう資本主義や民主主義も、それ以前の主義に比べれば良いように見えるが、それ自体が完璧なシステムとは到底言えないものなのだということもわかっていない。



資本主義は、自国民同士での競争になってしまい、それが良い面で個人の才能を伸ばしている間、つまり日本の戦後のような時期はいいが、


資本主義が発展するのはあくまで基盤が愛国心にある間だけで。


旧世代の人間が居なくなり、愛国心なんてまったくない人間が多くなれば歯止めがきかなくなり、ひたすら内部での競争というよりも潰しあう戦争をするようになる。


そうなれば一番になるのは、資本を持って参加してくる最も強大な存在。すなわち他国が台頭することになる。


まず最初はマスコミ、TV局などが他国に汚染され、


政治を牛耳るために、民衆を、労働者の組織を手中に収められ、


最後は国の基盤、憲法や三権分立などの国の最も大事な部分をも無視した法律などが、


他国と売国奴の金儲けに都合の良いようにいくつも乱立していく。


邪魔な奴を間引く為に、令状なしで家宅捜索とか逮捕が出来るようなトンデモ法律が、だ。


法律まで自由競争の資本主義に侵されたら、行き着く先は国の崩壊のみ。


資本主義の国の最後に相応しく、国家が切り売りされるって形で幕を引くんだよ。



んで、民主主義はどうかというと、


民を守るための国家であるが、その民が頼りないからこそ国家があるわけで。


国家が磐石であれば、民も磐石。


しかし民がおのおので主張し始めると、国家は崩れ、民の生活もまた崩れる。


つまり民主主義は民の意見を聞きすぎる。


重要なのは民の生活であり、無知な民の意見ではないのだ。


民主主義ではどこをどうやっても、何もわかっていない幼稚な人間が『全員に平等に権利を』と無駄に法や政治の分野に口を出してきて、わずかにまともな人間の意見を数で圧倒してしまって、集団白痴政治へと成り下がるだけだ。


普通に考えて、そこらを歩いているおじさんおばさんの殆どが高度な政治など出来るわけが無い。


しかし民主主義で多数決で物事を決めるようになると、


本当に多数いる、そういう一般人が選んでしまう政治家も、そういう正しい政治などろくに出来ない傾向の者に偏りすぎてしまう。


これは、数学の問題を、論理的に正しいかどうかではなく、数学に関わりのある人間、まったく素養の無い人間、それら全部を無作為に集めて、多数決で問題の正解を決めるぐらい気が狂ってるレベルの行為。


当然のように、その方式だと難しい問題になればなるほど正答率が減ってくる。


それが日本の政治にも当てはまっていたってことだ。



国というものは、いや、国以外にでもこれは言えるが────自分自身というものを主義にしなければならない。


つまり国家の主義は、国家主義ともいうべきものが、本来当たり前なのだ。


ただ俺の唱える国家主義は、既存の、システムが未熟な国家主義とはまた別物だが。


自分の、そして民の暮らしを支えるのが俺の考える国家の形。


既存の国家主義は、なんの為の国だか忘れて、国という存在だけ重視してどうするんだと。





まあ、それはともかく。



国の中枢に近い存在ほど、自由に法を操り、自由に犯罪を犯してくる。


そういう連中と渡り合うには、こちらもそれ相応の、対等以上の凶悪な手を用意しなければならない。



だから……


やつらが犯罪と定義した、やつらが自分で暴露してくれた弱点、やつらにとってやられると都合の悪い行為そのもの。



どうしてもそれらに精通しなければいけないのだ。





 


こーいう話が好きな人いるのかなあ( ̄△ ̄)って感じの回

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