第16話 修行と古竜
「さて、まずはわしが自然にある魔力を神力に変換してお主らに少しだけ巡らせ続ける。その状態のままモンスターと戦い、自然と自分のものとして馴染ませ続けられるまでになったら完了じゃ」
「神力ってなんなんです?」
「神力は神通力をわかりやすく言い換えたモノじゃ」
つまり魔素力を魔力と呼ぶように神通力も神力って呼び変えるかんじなわけだね。
「では、今からふむ。だいたいコップ1杯分ぐらいの神力を身体に巡らせ続けるからの」
ぐッ!!かなりキツイ。身体に重りをつけられて、いや、重力が重くなったような感覚に近いのか。
この状態で普通に戦えるぐらいまで実戦訓練するとかヤバくないですか。
「それでどんなモンスターと戦うんですか?」
「魔力で自己強化なども無しの状態で戦うんじゃぞ。
後、相手は魔力弾を主に使うドールじゃ、
魔力弾じゃから痛いだけで死ぬ事はないから安心してよいぞ。
馴染ませるだけならば避け続ければ出来る事なのじゃ」
ちなみにどんだけ痛いのかちょっと1つ試しに当たってみよっと。
イッタイ!!筋肉注射くらい痛い
「なんでわざと当たったんじゃ?」
「いや、死なないならどれくらい痛いのか気になっちゃって」
もしやこの吸血鬼おバカなのか?あらかじめ痛いと言っといたのに当たりに行くかの?気になってもせんぞそんなこと。
は?!なにかバカにされたような気がする。
「まぁ良いわい、それじゃあ始めるぞ」
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2時間後…
(神通力を取得しました。)
(神通力を取得した事により、神力回路を取得しました。)
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(WM:九尾(仙人)に至る者が表れました。)
(WM:神通力を扱う者が表れました。)
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「おや?九尾の方が先に終わったようじゃの。九尾という種族はもともと神力に適性が高いからな、お主も後数分で終わるじゃろ」
だいぶ最小限で避けられるようにはなってきた、もともと人間の常識の限界値でしか力が出せてなかった。
改めて吸血鬼としてどれくらい常識はずれな事が出来るかは把握できてなかったのだと再確認させられた。
おかげで身体能力が上がり眼もより敵の攻撃をスローモーションで見る事も出来る。
神力を眼に巡らせる量を増やすと先読みの様に数秒先の動きが見える事を発見した。
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(潜在能力が解放されました。)
(心眼を取得しました。)
(神眼を取得しました。)
(神眼を取得した事により眼系スキルを統合しました。)
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「終わった〜〜」
「最後の方珍しい事をしておったのぅ、まだ扱いきれてない時にあの様な事をすれば破裂していた所じゃぞ」
えぇぇ、、怖!?:(´◦ω◦`):
あれそんな危険だったの!!
「これでひとまず修行は、終わりじゃ」
「後は、この山の頂上の古竜の状態でを確認してから街に戻ろうかな」
「お主もしかして浄化を使えるのか?」
浄化?食器汚れや服のシミを消す時に使ってたものでいいのかな?
「一応ね。こっちのスキルと同じかはわからないけど使えるには使えるかな」
「試しにこの瘴気を封印した箱に使ってみてくれんか」
あれ?この箱の周りに漂っているの部屋が黒いモヤモヤしてるなって消した煙?と同じやつだね。
これがメリルの言ってた瘴気なんだ
「キレイにな〜れ、浄化!!」
相変わらずキレイキレイの泡みたいだね、ふわふわしてるw
「な、なんじゃとΣ(º ロ º๑)本当に浄化が使える者がおるとは思わなんだ」
「よし!善は急げじゃ。速く古竜の元に行くのじゃ!!」
善は急げじゃ!って言われた瞬間私とキューちゃんを脇に抱えて走り出すってそこまで緊急なのかな?
てか、速い!!周りの風景が線みたいに見えるのおかしいよ!?速すぎ止まって地面に降ろしてください。
「着いたのじゃ、また来たのじゃ古竜よ」
「うむ。よく来たな、仙人。」
うわぁ、、脇?腹に大きな黒い剣が刺さって痛々しい。
刺さってる周りが紫色に変色してる、血は止まってるのか溢れてはいない感じだね。
身体を漂ってるのが瘴気だね、さっきの封印されてた箱のもやより禍々しいな。
「それでこの者達は異邦人だな。これをなんとかできるのか?」
「それを試してもらいに来たのじゃ。それじゃ頼んだのじゃ」
剣が刺さってたら浄化しても瘴気が広がり続ける。浄化しながら剣が抜ければいいけど大きいから肉体を回復すれば押し出す形でいけるだろうか?
「浄化&回復魔法!!」
さながら消毒してるみたいだ、治りがはやいけど。
「ぐ、、こ、これは、身体が軽く」
よし!!予想通り剣が抜けた。後は、全体的に浄化をかけておしまい!
「終わったよ〜こんな感じでどう?」
「あぁ。完璧だ、よくやってくれた異邦人よ。あの瘴気の剣が抜けるとは思わなかったぞ」
「助けてくれた礼にもしあの神に立ち向かうのなら呼ぶのだ、それと困った事があれば相談するが良い。」
(古竜のフレンドカードを手に入れた。)
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(WM:瘴気の剣を抜く者が表れました。)
(シークレットミッション:古竜を助けるをクリアしました。)
(WM:古竜の友になった者が表れました。)
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「これで今日やる事は終わったね。後は、街の防衛するだけだね。」
「今のお主らの力なら大丈夫じゃろ」
「そういえばキューちゃん、あのアパートにいたシマエナガ獣人の双子はAFO2やってるの?見てないけど」
「やっておるぞ、第二の街防衛戦で合流する予定じゃ。それとクランを作ろうと話しておるのじゃ」
「クランの名前は?どんなのにするの?」
「魑魅魍魎って名前じゃ」
魑魅、魍魎。魑魅魍魎っていろいろな怪物や化け物って意味じゃなかった?
九尾の狐に吸血鬼にシマエナガだよね。
明らかにシマエナガが可愛すぎるよ?
鬼とかいないじゃん。吸血鬼もギリギリ鬼が入ってるけど、、ねぇ〜。
「その名前は、辞めようか。全然魑魅魍魎じゃないよ」
「ふむぅ〜。なら何がよいかのう」
人外系だからな〜、妖怪とかの集まりで[妖-あやかし-]で良くない?
「安直だけど、妖-あやかし-でいいんじゃない?」
「うん?、、、うむ!。採用じゃ」
「じゃあ街に戻ろうか明日が襲撃日だし」




