第15話 山登り
街を出て、メリルに乗せてもらってモンスター弾き飛ばしながら来たけど。
意外とレベルが上がった、ここら辺のモンスターが街に来る奴だったのかな?
デカッ!まぁ街からでも見えてたもんね。
この山が超山であってる?
困った時は、とにかく鑑定!
「鑑定!だよ!」
________________
超山
古竜が最初に降り立った場所。
神との戦いで負った傷を山を通る龍脈により癒やしている。
後に来た仙人が山頂付近に仙桃を育てて管理している。
________________
ほぇ〜龍脈がね〜。ここめっちゃすごい場所じゃん!
「メリル山頂付近に仙人居るみたいだから中間付近から降りて進もうか」
「わかった〜(のじゃ)(なの。)(ぷぃ)」
________________
「ここら辺は、モンスターが単体で居る事の方が多いね。ふもとより中腹の方が総合的な強さは低めだね」
ふもとはレベルの低いモンスターが多いかったけどその分数は、最低でも6体は必ずいた。
中腹をこえて山頂まで残り半分ほどまで来ているが。
大亀、大虎、大蜥蜴、大鳥がランダムだけど出会う。
大亀、甲羅だけじゃなく腕や首にも装甲のついている。
鑑定には玄武の遠い眷属にあたるらしい、遠い眷属って事は玄武の直接的な眷属じゃなく、亀系種族全般が遠い眷属になるらしい。
「ぐぅ、、硬すぎ!!」
大亀は動きこそ遅いからこちらにダメージはない。メリルがダンジョンから手に入れて来て、私にくれた|不定形なる死神《ショゴス(グリムリーパー)》の大鎌をメイン武器に使ってる。
切れ味が鋭いはずなんだけどまだ扱いきれてないせいか3、4回首筋の同じ場所にいれないと首を落とせない。
おまけに体力多すぎるし、体力自動回復するし。
「これでッ、終わり!」
大蜥蜴、空中に足場を作って襲ってくる。
鑑定には青龍の遠い眷属にあたるらしいよ。
ただこいつに限っては簡単に倒せる、空中でランダムなきどうで襲って来ていると最初は思っていたんだけど、4、5パターンしかない。
左上、左下、右上、右下、真上の5つでいいのかな?防御力はそこまでないから、バックステップして自分の元いた所にアースランスを使うだけで自滅してくれる。
1番多く来たのは大虎。鼻がいいのかめっちゃ来る。
こいつは、白虎の遠い眷属。
牙や爪が鋭くて、何故か尻尾の先に短剣がくっついていた虎。
ただただ速かった、見た目や爪などは凶悪そうだったのに攻撃力が低かった。
引っ掻いて来たので、腕をクロスさせて防御したらカッターナイフで切ったみたいな傷しかできなかった、血の操作と魔力操作で即座に治ってしまった。
最後に1番出会わなかったのは、大鳥。
大鳥は朱雀の遠い眷属だった。
こいつは数匹来ていたが3、4匹ほど倒したら逃げていって襲って来なくなった。
見た目はニワトリ、解体してたら自然と取れた解体スキルを使いながら倒してお肉もゲットしておいた。
唐揚げにしたいな〜と、思いながら眺めてたらビクビクしながら目をうるうるさせて来てたんだ。だが唐揚げのために慈悲はない。コケーー!!
そんな声が山中に響きわたっていたみたいだよ。
そんなこんなでももの木が沢山なっている所に来たけど、仙人?の気配はまったくしない。
こんな時はとにかく鑑定!
「鑑定!」
________________
仙桃
仙人が龍脈の流れる場所に植えたもの。
仙桃には、淀みを少し浄化させる効果を持っている。古竜の淀みによる傷を何千年もかけて治す事が出来る。勝手に取るとどうなるかはわからない。
________________
ヘルプ
淀みよる傷
淀みを纏った攻撃を受けると自己回復力が高くなければじわじわと傷口を腐らせていく。浄化する事で治せる。
________________
仙人は古竜の傷口を治してるって事なのかな?
「何者なのじゃ」
「わしと同じ語尾なのじゃ」
「ややこしいよ。超山にいる仙人に会いに来たんですが、仙桃も育てたくて貰いにも」
「なんじゃ、わしに会いに来たのか」
なんでのじゃの語尾の人はロリなんだろうね。鬼の様な1本角生えてるし。
「「お主失礼な事考えなんだか?」」
ビクッ!
「何も考えてませんよ?」アハハ
怖ぇぇよ!!なんでわかった。それにハモってたし。
「それで仙桃についてはわかったのじゃ。
わしに会いに来たのはなんの用なんじゃ」
「仙人に修行をつけてもらうと潜在能力や種族進化したりするって話を聞いたので。ただ街にモンスターの大群がせまっているので後1日しかここに居られないのですが」
「なるほどのぅ。2人ともここに来るまでにレベルが90を越えておるようじゃな。九尾の方は種族進化の方が良さそうじゃ」
「お主は基礎、潜在能力は既に開放されておるではないか。後は戦闘経験とその邪神の残り香の様な邪悪な気配の武器を使いこなせばよいじゃろ」
「それと、お主種族固有の力は使っておるのかの?吸血鬼の場合血を吸えば一時的な
能力アップじゃが、、、お主もしや始祖か?始祖なら血を吸った相手の特性をコピー出来るはずじゃが」
そもそも現代で200年も血を吸ってなかったから知らなかったよ。始祖では特性?のコピー出来るって言われても特性って何?てなってるよね。
「特性ってそもそもなんなんです?」
「えぇぇッ!そこからなのか?特性は種族やスキル、種族固有の羽根や爪、まぁいろいろなモノじゃ」
意外とぶっ壊れじゃん、まぁやり過ぎればキメラみたいになったりしそうでもあるけど。
「身体に爪や羽根が追加されたりした場合普通の状態みたいにしまったり出来るんですか?」
「当然じゃろ。でなければキメラ以上の肉の塊になってしまうじゃろう。試しにわしの血を吸ってみるのじゃ」
うぇ!ロリから血を吸うのなんか事案になりそう
「じゃ、、じゃあ失礼して、、、、カプッ、チュー、んぐんく、、」
ぐぅ!!身体が熱い、、溶かした溶鉱炉の鉄を血管に流されてるみたいに。
魔力操作で自己回復を少しずつ行った方がいいとこの時生存本能故なのかはたまた超直感によるものかは、わからなかった。
今となってはそれが正解だったけど。
「ふむ。初めてで仙人の血は、ちと危うかったかの」
________________
(種族:仙人を取得しました。)
(神通力を取得しました。)
(神通力を取得した事により、神力回路を取得しました。)
________________
(WM:仙人に至る者が表れました。)
(WM:神通力を扱う者が表れました。)
________________
神通力か、何に使えるのかあまり想像つかないな。
「さてお主は、特性によって神通力を取得したが本来神通力を扱うようになってようやく仙人になる。
じゃから2人に神通力の扱い方を教えるのじゃ」




