第11話 メリルの決意 記憶と真実
主が森に入って行った。待っている間にお腹もだいぶ落ち着いてきた。
「トメから自由にしててって伝えてほしいと来たのじゃ」
「わしは、街に行って来るからの。またここに来るのじゃ。」
「わふわふ(わかった、狩りしてる)」
「またなのじゃ」
行っちゃった、変わった狐さん。僕も散歩してこよ。
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川で魚追って下って来たら、海岸沿いに洞窟があった。
この洞窟から変な魔力が溢れてきてる。
(WM:従魔がダンジョンに入った事で称号:従魔放任主義を手に入れた者が表れました)
ダンジョン?この洞窟がダンジョンなの?
街の人が話をしてたね。
ダンジョンは経験値や装備が出る事があるって。
主に装備持って帰ったら喜んでくれるかな?
強くなった姿を主に見てもらおう。
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1階層
角の生えたウサギさんしか居ない、次!
2階層
ゴブリンとホブゴブリンだけ、次!
3階層
サメさんと中級トカゲさんだけ、次!
(中級トカゲ:上級トカゲになった後に進化すればドラゴンになる)
4階層
ゾンビ、スケルトン、レイスがいっぱい倒しても倒しても減らないよぅ
なんか変!主がアンデットは光の浄化がよく効いて、闇は聞かないって聞いたから引っ掻いて倒してるのに終わらない。
1回全部弾き飛ばして観察!相手を良く観察すれば強敵も変化がわかるって習った。
変な魔力の杖持った奴がいる!あいつを倒してみる。
数が戻らない、やっぱりあの変なのの仕業だった。良し、次!
5階層の階段前
黒くて大っきな扉だぁ〜〜
どうやって入ろうかな?
カリッ、カリッ、、、ガリガリッ、、、
ふぅ、やっと入れるくらいには扉をずらせた。ちょっと休憩。
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良しそろそろ入ろ、あれ?扉しまっちゃった。出られないっ!?
何が起きてるの⁉︎あれ?黒いヘドロが出てきた。
大きな僕?似てるけど少し違う。危なッ
いきなり襲ってくるなんて。
主が魔力は万能だよって教えてくれた。この世界の魔法は、魔力と言う水に絵の具などで色をつけて染めている物ってイメージらしいよ。
あまり理解できなかったけど無色の魔力に色をつけるとそれぞれの属性魔法になるって聞いたよ。
まずは体内の魔力を全身に巡らせる体内の魔力回路に流してダンジョンに繋ぐ。
これは?ダンジョンの魔力に混ざっていた知識?。
まずは目の前の先祖を倒さなければ。
僕の魔力が部屋にすべて満ちた、今。
魔力を物質化させて剣とし先祖のモンスターの命に届くまで連続で確実に倒せるまで!主の為に強くならないといけないのだから。
(称号:誰かの為に覚悟を決めた者を取得しました。)管理AI5によりアナウンスは秘匿されました。
ハァ、ハァ、疲れた。
(我が子孫よ。稀なる魂を持つ者の従魔よ。この世界の淀みはいずれ溢れるだろう。)
(今すぐには関わらないだろうが気を付けるのだ。それと、人化の術と我が知恵を与えよう。お主の中を借りるぞ)
(スキル:人化を取得しました。)
(魂:先祖ガロウを取得しました。)
(ヘルプ:先祖ガロウに対しメリルが知識を教わる事ができます。ガロウとメリルは念話により脳内で会話する事ができます。)
「(先祖〜、さっきの人化はどんな術なのでしょう。)」
(頭に自分の人となったイメージを強く思い浮かべ、体の魔力回路に8割の量で巡らせ体を魔力そのものになる様なイメージにし、体を人型へと再構築する。)
(一度出来れば、後は自然に狼型と人型に変わりやすくなる。試しに一度人型へと変わるのだ。)
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30分後
「出来た〜、これで主とお話出来る。」
(よし、今から2、3回狼と人を繰り返すのだ)
「むぅぅ、しかたない自然に出来ないとバトルの時困るもんね」フンスッフンスッ!
「そろそろ大丈夫たよね?」
(うむ!もう問題ないだろう。我は眠る、困った事があったらいつでも呼ぶが良い。)
「そろそろ一度戻らないと、扉開かないしどうやって出れば?」(先祖!先祖!)
(早速か(´・ω・ `)、してどうした?)
「ダンジョンの出る方法がわかんない」
(はぁ、、そんなもん。そこの魔法陣で入り口まで戻れるわ)
「ありがとう先祖!入り口にレッツゴー!」
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(WM:高難度ダンジョンを突破した者が表れました。)
(WM:称号先祖に打ち勝つ者が表れました)
(WM:称号先祖と共にいる者が表れました)
(WM:称号自ら人化した者が表れました)
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先祖:ガロウが聞き、持っていた記憶。
深淵から来た者達が月を呑み込み淀みを世界に吐き出しすべてを侵食しようとしている。
淀みは大罪悪魔でも美徳天使も機械人も神も邪神もすべてを呑み込む。
この世界の者である限り逃れられぬ事。
それらを浄化し、世界を白い色彩で描き直す事が出来るのは別の世界の魂を持つ者である。
この世界を管理する者よ。
この世界を生きる者よ。
この世界を構築する万物のものよ。
神でも邪神でも死神でも。
導かれ世界を超えて来た者を探し出すのだ。
この世界から外へ、淀みが溢れる前に。
そして他の世界。他の時間軸をも呑み込む前に。
浄化する力を持つ者よ。
どうかすべてを浄化し、救ってくれ。




