196/477
幸いにも
ともあれ、胸の高鳴りを抑えつつ教室の中へ。……大丈夫かな? 知り合いできるかな? できなかったら、また教室の隅でポツリ一人……いや、それでも良いか。そもそも、ここ半年くらいが例外だっただけで、基本ずっとそうだったんだし。
だけど、幸いそうはならなそうで。と言うのも――去年も同じクラスで、こんな僕にも時々話し掛けてくれていた女子生徒、西条さんが今年も同じクラスみたいで。実際、さっきも笑顔で声を掛けてくれて。……うん、良かった。挨拶してくれる人がいて。
ともあれ、胸の高鳴りを抑えつつ教室の中へ。……大丈夫かな? 知り合いできるかな? できなかったら、また教室の隅でポツリ一人……いや、それでも良いか。そもそも、ここ半年くらいが例外だっただけで、基本ずっとそうだったんだし。
だけど、幸いそうはならなそうで。と言うのも――去年も同じクラスで、こんな僕にも時々話し掛けてくれていた女子生徒、西条さんが今年も同じクラスみたいで。実際、さっきも笑顔で声を掛けてくれて。……うん、良かった。挨拶してくれる人がいて。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。