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声にならない想いを乗せて  作者: 暦海


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何か、用事でもあるのかな?

「…………どういう、こと……?」


 未だ理解が追いつかないまま、呆然と目の前の光景を見つめる。いつの間にか段裏の下から身体が出ていたことに気が付いたけど、バレないよう気に掛けている余裕なんてなかった。とにかく、眼前の光景と既知の情報を照らし合わせるのにいっぱいいっぱいで――


 ――うん、この光景自体には何ら驚きはない。……まあ、こうして突如目にすることとなった驚きは多少なりあるものの――そういう意味ではなく、以前から噂になっていたお二人の関係性から鑑みても、本当にそうだったんだと確信するに至ったに過ぎなくて。……なので、疑問はそこではなく――


 暫し呆気に取られていると、軽く手を振り去っていく岩崎いわさき先輩。一方、郁島いくしま先輩はその場にとどまり……ん、どうしたのだろう? 何か、用事でもあるのかな? だとしたら、大変申し訳ない……ないのだけども――



【……あの、すみません郁島先輩。少々、お時間宜しいでしょうか?】

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