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同じになりたい

作者: やはち

テキトーに読んでいただければ幸いです

人と人はこんなにも違う。違うことって最近は認められるべきだとか尊重すべきだとか言ってる人は増えたけど、みんな心の中で思ってる。自分と他の人は、結局それ以上でも以下でもない。

あの日、教科書がない僕にさりげなく机を寄せてくれた君。あの日、見てるアニメが同じで放課後までお話しした君。あの日、新発売のマンガを買いに行って鉢合わせた時の君。あの日、屋上に呼び出した時の君。

あの日、クラスの笑い者にされてる僕を見て笑う君。

自分と他の人なんて、結局それ以上でも以下でもない。やっぱり正しかった。違うことが認められることなんてない。でも同じになってくれたことが僕にとってどれほど救われたか。ああ、君と同じになりたい。だって同じならあの日、君とは違うなんて笑われてないよね?あのアニメが好きな君でいてくれるよね?

あの日、僕は君と、同じになった。

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