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#1 始まる日常

ホロライブの夢小説です。

あくまで個人的主観、妄想が激しいので苦手な方はブラウザバックを推奨します。

家族設定のホロメンも出ますが苗字などの細かいところは気にしないでください……

また著しくホロメンのイメージを崩してしまう恐れがありますが、もしも自分が主人公だったらと一緒に妄想を共有出来たら嬉しいです!

PPPPPPP…カチャ


突如として夢の世界から引きずり出された僕は仕方なく体を起こす。

重い瞼を擦りカーテンを開けると、否が応でも一日が始まったことを自覚する程に眩しく太陽の日差しが部屋中を包み込む。


まだ夢現に自室を出て1階のリビングに向かうと台所には既に母親と姉が朝食の準備をしていた。


大神ミオ「おはよ~、朝からちゃんと起きれて偉いねぇ。もうすぐ朝ごはんできるからちょっと待っててね~」


ときのそら「おはよぉ!お母さんのお手伝いで手が離せないからお父さん達起こしに行ってくれる?」


僕「はーい」


大神ミオ。僕のお母さん。いつも優しいその雰囲気には高校に進学してもかわらずつい甘えてしまう。起こると鬼畜だ。


ときのそら。僕のお姉ちゃん。この家の長女でとても頼りになる存在だ。1度でも敵に回したくないくらい怒ると怖い。


そらお姉ちゃんに言われるがまま僕はお父さんともう3人の姉と妹達を起こしに再び2階へ上がった。


まずはお父さんから起こしてみよう。…まあ素直に起きてくるとは思わないけど…


両親の部屋に入るとそこには僅かなうめき声と共に布団に蹲るお父さんの姿があった。


僕「おとぅさーん。もう朝ごはんだよ~もうすぐご飯も出来るって」


僕の声で目が覚めたのか、もぞもぞと体を少し動かし顔だけ覗かせた姿が見えた。


尾丸ポルカ「ん"…あぁ、もう朝か…ご飯出来たらまた起こして…あぁ…一日が始まった……」


尾丸ポルカ。僕のお父さん。昨日は天気も悪かったせいで偏頭痛の影響が今日まで続いてるみたいだ。普段はおちゃらけていて面倒見もあるんだが、こういう日に限ってはまるで機能しない……(座員として説明が少し長文)


僕「じゃあまた起こすからねぇ~」


そう言って僕は部屋を後にし、残りの3人も起こしに行く。


まずはもう1人の姉からだ。

部屋の前まで行きドアを開けるとそこには既に目を覚まし机に向かって座っている姉の姿があった。

正確には目を覚ましたと言うよりかは…


僕「…もしかして今日も寝てないの?」


角巻わため「あ!おはよぉ!!大丈夫だよ!今から寝るから!!」


角巻わため。この家の次女。ほわほわした雰囲気とは裏腹に活発で破天荒。 何か問題を起こす度にわためは悪くないよねぇ?と聞いてくる。大体がギリギリ悪くないのが怒るに怒れない最大の難関だ。(わためいととして説明が長文)


僕「わためお姉ちゃん。今日学校だから行かないと…」


わため「おお!今日は平日かぁ!まあ今から本番みたいなとこあるから大丈夫!」


謎理論が来た。


朝ごはんがもうすぐできる旨を伝えて部屋を後にした。


残るは妹2人だ。


1人目の妹の部屋の前まで行き起こすために部屋を開けると妹もまた既に目を覚まし、朝の日課?をしていた。


僕「なんだ、もう起きてたのか。もうすぐ朝ごはんできるよ。」


桃鈴ねね「あっお兄ちゃんじゃーん!見て見て!!今朝見たらもう孵化してたのぉ!!可愛いよねぇ~」


桃鈴ねね。3女の妹だ。兄妹の中で最も活発で末っ子の妹とよく悪巧みをしていてはよくそらお姉ちゃんに怒られてたりする。今朝はカブトムシ…が孵化していたらしい。


僕「ヘラクレス?」


ねね「コーカサス!!もぉ、男の子のくせにカブトムシの違いも分からないのぉ~?」


虫にあまり興味もない故にマウントを取られ、少し悔しかったが早く降りてくるよう促し部屋を後にした。


最後は末っ子の登場だ。


部屋に入ると布団には収まりきらない大きな角がそこにはあった。


僕「おーい。もう朝だぞ~。今日も学校でたくさん遊ぶんだろ?ミオお母さんのご飯もあるから起きなさい?」


ラプラス・ダークネス「んん…もう、朝ぁ?…吾輩まだ眠い…」


ラプラス・ダークネス。この家の末っ子。この子も活発でよく問題を起こすが末っ子だからかついつい許してしまう。


僕「今日の給食はハンバーグなんだろー?学校行かないと食べられないぞ?」


ラプ「やだぁ…食べるぅ…」


僕「じゃあ一緒に起きて朝ごはん食べような?」


ラプ「ん…起きる…」


普段の活発な姿とは裏腹に寝起きや眠い時の姿はとても可愛らしい。(プラスメイトとして説明が長文)


ラプラスを連れていく為手を繋ぎながら1階のリビングへ向かう。

道中一応ポルカお父さんを確認したが、案の定まだ布団と戯れていた。まあいつも通りだからいいか。


そんなこんなで僕の日常。このホロライブ市の朝が始まった。


―――――――――――――――――――――――――


僕が通う私立ホロライブ学園は小中高一貫となっており、通学は家族総出になる事が大半だ。


そらお姉ちゃん、わためお姉ちゃん、僕は高校。

ねねは中学、ラプは小学校にそれぞれ通っている。


因みにミオお母さんは小学校の先生でラプと手を繋ぎながら小学校の校門を潜っている。


僕たちもそれぞれの学年で別れ教室に向かい足を動かした。


―――――――――――――――――――――――――


なんだかんだもう放課後か。

部活に入っていない僕は家に帰る準備を始める。


すると僕の斜め右前の席に座ってる同級生が話しかけてきた。まあ、親戚なんだけど…


沙花叉クロヱ「あっ僕くーん!今度また遊びに来てよぉ!沙花叉の部屋汚くなっちゃってさぁ笑」


沙花叉クロヱ。親戚の同い年で何故か分からないけど可愛い容姿とは裏腹にたまに臭い。


僕「高校生にもなって部屋の掃除もまだ出来ないのかクロヱは」


沙花叉「違うっ掃除はしてるんだけど溜まるんだよォ」


僕「それは掃除してるって言わないと思うけど…まあいいや今度ねねとラプも連れて遊びに行くよ」


沙花叉「ほんと!?ありがとぉ~!」


今度の休日に遊びに行くか…そう思いつつ俺は下駄箱まで向かった。するとそこにはポルカお父さんの姿があった。


ポルカ「おお!今帰りー?」


僕「うん、そうだよ。もう頭痛は大丈夫なの?」


実はポルカお父さんは高校の用務員だったりする。


ポルカ「あんもう大丈夫大丈夫!元気過ぎて用務の仕事すぐ終わっちゃってさぁ、頭おかしくなるところだったわ!」


今朝の憂いはどこへ行ったのか、ハツラツとした表情で豪快に笑うポルカお父さん。これでこそ我が父だ。


?「でもその作業ほとんど俺がやりましたよ…」


ポルカ「あーん?そんなこといちいち気にすんな!若いうち色々仕事覚えなきゃいけないだろ?お前はァ」


去り際の会話してたのは僕とは違うもう1人の……




俺だ。


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