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陰摩羅鬼の噺
『大蔵経』という経典にある妖怪の名が出てくる。
曰く、それは満足な供養がなされていない死体の気が怪鳥に化けたものだという。
その怪鳥は身体の黒い鶴のような姿であり、寺院を狙ってよく現れる。そして碌な修行もせず、経文もまともにあげぬ僧や坊主の前に降り立つと、甲高い声で鳴くのだそうだ。
これが世にいう陰摩羅鬼という妖怪である。
Q この妖怪・陰摩羅鬼は「新聞」が嫌いである。それは何故?
A 「ケサ」きて「キョウ」読むから。
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