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怪談 しゃれこうべ  作者: 小山志乃
332/365

野鉄砲の噺

来週から検査入院することになりました。


ひょっとすると投稿ペースが狂うかも知れませんが、悪しからず。


 東京を江戸と申した時分のお話。


 野道や山道を歩いていると、突如として視界が塞がり顔や首にちくりとした痛みが走ることがある。どうにかしてそれを逃れると、痛みのしたところから血がぽたりと落ちるという。


 これは『野鉄砲』という妖怪の仕業だと言われて、恐れられていた。


 野鉄砲はムササビのような形をしており、木々の上から人に向かって飛び掛かるのだ。


 しかし、どういう訳かオナモミが苦手であり、懐に持っているだけで野鉄砲の難から逃れられると言われている。


 ◇


 何故オナモミを持っていると、視界を奪われないのかと山人たちは話し合っていた。するとその内に、オナモミだけでなくて何かの種を持っていれば、大丈夫という事が分かった。


 なんで種を持っていれば平気なのか、視界を奪われないのか。


 酒の肴にそんな話で盛り上がっていると、誰かがハッとしていった。


()()()()からことかな?」


読んでいただきありがとうございます。


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