表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
怪談 しゃれこうべ  作者: 小山志乃
33/365

衝立狸の噺

衝立狸(ついたてだぬき)』はその昔、徳島によく出たという。


 高須という寂しい場所があり、夜更けにそこを通ろうとすると、道の真ん中に衝立の様なものが現れて行く手を塞ぐそうだ。


 豪胆な者は丹田に力を込め、強引に押し進めば難なく通れる。しかしながら、大抵のものは夜中にそんなものに出くわすと委縮して逃げ去ってしまう。


 ある時、近くの村々の者たちが相談し合い、経文と石碑を用いてこの衝立狸を封じ込めてしまった。


 それ以来、二度とこの道に衝立狸は姿を出さなくなったという。


 ◇


 Q この衝立狸、実はかなりの鍋奉行である。それは何故?


 A 仕切りたがるから。


読んでいただきありがとうございます。


感想、レビュー、評価、ブックマークなどして頂けると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ