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怪談 しゃれこうべ  作者: 小山志乃
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獏の噺

お察しの通りです。


 東京を江戸と申した時分のお話。


 江戸の町民たちの間で悪夢にうなされた時にする一つの呪いが流行った。


 悪夢で目が覚めた際に「今の夢は『(ばく)』にあげます」と言って、合わせた手に息を三度吹きかけるのだそうな。そうすると、獏がやってきてその悪夢を食べてくれるのだという。


 獏は元々、中国の霊獣である。鼻は象、目は犀に似て牛のような尾がある。四つの脚は虎の如く、身体には斑点が付いている。


 獏は夢を喰らって生きているので、良い夢まで食べられないように気を付けなければならない。


 ◇


 ある時、獏が一人の少年の夢枕に立った。幸せそうな寝顔を見ているうちに、腹が減ってしまったので、その夢を食べてしまった。







 バクッ。


読んでいただきありがとうございます。


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