254/365
殺生石の噺
後の世で平安と呼ばれる時代のお話。
九尾の狐が玉藻前という名の見目麗しい女に化け、鳥羽上皇を呪い殺そうとした際、陰陽師に正体を見破られ、宮中を脱した。
その後、九尾の狐は三浦介義明、千葉介常胤、上総介広常らが率いる討伐軍によって追い詰められ、無数の矢に貫かれて討たれることとなる。
しかし。
九尾の狐の妖力は凄まじく、死後もそれが弱まることはなかった。亡骸は一つの石へと変わり、それは毒と瘴気をまき散らしており、鳥獣も人間も近付く者は皆命を奪われてしまうという。
これが那須に伝わる『殺生石』の伝説である。
◇
Q どうして九尾の狐は弓矢で討たれたのか?
A 場所が那須だったから。
読んでいただきありがとうございます。
感想、レビュー、評価、ブックマークなどして頂けると嬉しいです!




