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怪談 しゃれこうべ  作者: 小山志乃
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丑時参の噺


 本邦で最も有名な呪詛の一つに『丑時参(うしのときまいり)』がある。


 丑刻参(うしのこくまいり)と呼ばれることが多いが、成り立ちとしては丑時参と呼ぶ方が古い。


 白装束を身に纏い、ザンバラ髪のまま顔に白粉を塗り、頭には鉄輪(かなわ)を被りその三脚に蝋燭を立てる。胸には鏡を吊るして、一本歯の下駄を履き、丑の刻に神社の神木に呪いたい相手の髪の毛を編み込んだ藁人形に釘を打つというものである。


 呪われた相手は釘の打たれた場所を怪我したり、そこから病を発するとも言われているが、その儀式を他人に見られてしまうと全ての呪詛の力が跳ね返ってくるとされる。


 ◇


 Q 丑時参で最も大切な装備は「鉄輪」である。それは何故?


 A 鉄輪がないと願いがカナワナイから。


読んでいただきありがとうございます。


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