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怪談 しゃれこうべ  作者: 小山志乃
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つくも神の噺

妖怪四十七士が終わりまして、本日より器物や物品が妖怪と化した「付喪神」をテーマに投稿して参ります。


 日本では古来より万象に霊が備わるという考えられており、当然、モノや道具にも霊性が宿るとされた。その霊性は年を経る毎に強く、妖しくなっていき最後には妖怪に変じると恐れられていた。


 その為、家財道具などは大事に使うが九十九年経つと供養のため破棄されることが多かった。


 この家財道具が妖怪と成ったものを「つくも(がみ)」という。


 次に百年になる「次百(つぐもも)」が縮まった、もしくは単純に長い年月を意味する「九十九(つくも)」をそのまま充てた、などと誕生については色々と説がある。


 大抵の場合、道具に手足や顔が出来上がって勝手に動き回ったり、言葉を介したりすると言われれている。そして往々にして、自分たちを捨てたり粗末に扱ってきた人間に仇をなすという話が多い。


 ◇


 Q つくも神に顔が現れる際、真っ先に出来上がるのは「鼻」であるが、それは何故?


 A 元々はカグだから。


読んでいただきありがとうございます。


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