村を喰らう小鬼
そうして少女の母親からの伝えを受け
一時間も立たずに村人は必要な物を持ち
村を破棄し逃げる準備を整える
「それでは出発する!」
村長のかけ声で数十の村人は一つの陣になり
街道を急ぎ足で行く
その頃ゴブリンキングの率いた軍は森を抜け
村の近くの草原まで来ていた
この草原を600mも進めばすぐに村に着く
ゴブリンキングは使者であるワイルドウルフに
跨がり遠吠えと共に軍隊を動かす
猛スピードで村へと接近し、
村の周辺を守る木の柵を、殴り壊し
村の中に侵入した、
だがもう遅かった、村人は全て逃げ女も逃げた
その事実にゴブリンキングは腹を立てた、
グギャァ!と声を張り上げるその感情のままに
部下であるワイルドウルフの首を鋭いナイフで
掻き切っていた
ゴブリンキングの力は強くワイルドウルフの首は
飛んだ
その時よい知らせが耳に入る
人間がまだ居たのだ
それも女だ…
その朗報を聞きその家へと駆ける
するとその女は既に同種の体液まみれで
部下のゴブリンが楽しんでいたようだ
キングはその部下を蹴り飛ばし
女を最も大きい村長の家へと連れ帰った
さて、どう楽しもうか、と歪んだ笑顔が彼女を
恐怖に落とす その後は発情したキングに
彼女はいたぶられ………犯された
一通り、彼が楽しんだ後は外に女を、蹴り飛ばし
後は他のゴブリンが楽しみ、死んだ女は肥溜めに
捨てられてゴブリンの排泄物をかけられた
他に家畜である牛の皮を生きたまま、剥ぎ
牛が悶え死ぬ所を楽しんだり
牛の乳房にしゃぶりつきミルクを吸う者も居た
先ほどまで人が住んでいたとは思えないほど
村は異臭に包まれ建物は壊れた
これがゴブリンキングの恐ろしさ、
これは一時間で起こった事だ
キングはさらに朗報を聞きつけるた
人が居ると思うと穴を見つけたそうだ
ゴブリンキングは次の狙いを
その人間のいる穴に決めた




