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ダンジョンマスターへ転生!?モンスターを魔改造  作者: ガナ
ダンジョンマスター誕生編
12/28

人の国

さて…結構待っているが…誰もこねぇ………

ちっ…さっきまではバカみたいに来たのに……

________________


王都 ランバス 冒険者ギルド


「ギルドマスター、例の洞窟については、

どう致しましょうか…」

赤絨毯の敷かれた豪華な部屋にその二人はいた

片方はギルドマスターと呼ばれ

冒険者ギルドの最高管理人であり。

王都の中で貴族の男爵と言う爵位も持つ男だ

もう一人はギルドの職員だ

「……ふむ…犠牲者も出ているか…、少なくとも

危険度を一段階程は、上げる必要があるようだ」

「…さらに今までには存在しない、変異種も

確認されました…」

その一言で男の顔が少し険しくなる

「………………まさか……いやそんなことはない……」

「…?どうされましたか?」

「…………………やはり危険度は二つ上げるよう伝え

てくれ、」

「そう……ですか…」

男は立ち上がり一礼をして静かに部屋から出て

いった

(…………………ダンジョンマスター…………そんな筈は

…………)


冒険者ギルド 受付


冒険者ギルドの受付は酒場も隣接されており、

朝昼晩、常に活気に溢れている

それは今日も同じだった

だが…普段は纏まりのない話題だが今日は違い

とある『一つの話題』で盛り上がっていた

「なぁなぁ…あの洞窟って知ってる?」

「あぁ…『怪物の巣窟』だろ?」

「えっ?あの洞窟ってそんな名前なのか?」

「いや…前の俺の友達がよ、そう呼んでたからな」

殆どの者がその怪物の巣窟の噂の話をしていた

ある者は虚言を吐きある者は真面目に怪物の巣窟

についての議論を進めていた

そして……その殆どの人間が怪物の巣窟に

乗り込む気であった…

まぁ…これも彼の読み通りなのだが…

だが彼は読みが甘く この世界を知らなかった

危険度…人によってはランクと言う物で

人の強弱は決められ、そのような噂は

危険度を上げてしまうだけなのだ…

ランクも上がれば熟練かどうかも分かれる

ランクが高い者を入れれば自分の生存率が

下がってしまうということだ

「皆さんにお知らせです!」

受付嬢が声を張り上げて言う

「怪物の巣窟のランクがCに変更されました!」


彼の生存率はグッと下がった

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