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木洩れ日のアンドロイド  作者: 狐兎
1/3

1.出会い

初投稿です

拙い文章ですが読んで頂ければ幸いです

よろしくお願いいたします。<(_ _)>

穏やかな陽射の午後、僕は近所にある大型緑地公園を食後の日課である散歩道を歩いていた。

この散歩道は大きく二つのルートに分かれている。丁度、散歩道の分岐に差し掛かり

ふと、いつもと違う道に行ってみようと思った。

いつもは、左へ行き池の外周経由で帰る所を右へ行く事にした。こっちは少し深い林の散歩道だ。右へ数歩進んだ時

「どちらに行かれるんですか~スバルさん?」

携帯端末から音声が聞こえポケットから取り出した端末の画面には、可愛らしいアニメ調のメイド姿をしたキャラアバターが不思議そうな顔をした。

「今日は、いつもと違うルートを行こうと思ってハル」

このハルと呼ばれるアバターは、スバルのアンドロイドで家事全般をサポートしている。スバルが一人で行動する時はネット経由でハルのAI機能が携帯端末にリンクしてスバルをサポートしている。

「スバルさんこのルートだと、いつもより5kmほど長くなり帰宅予定が少し遅くなりますが・・・?」

と不安そうにハルは質問する。

ハルを落ち着かせようとスバルは

「大丈夫だよ、たまには気分転換しようといつもと違う右側行こうと思って」

「わかりました~帰宅後に、お茶が飲めるように準備しておきますね~」

「ありがとうハル」

笑顔になったハルのアバターが手を振りフェードアウトして端末の画面はいつもの待ち受け画面に戻った。

 端末をポケットにしまって林の散歩道を歩き始めたスバルは、木々が時々風を受け枝や葉が擦れあう音や小鳥の囀りと散歩道に敷いてある細かい砂利を踏みしめる自身の足音以外聞こえてこない道中を、木の葉の隙間から射す光と共に緑の香りや土の匂いを楽しんで歩いていた。

どのくらい進んだだろう、どこからか甘い果実のような甘い香りが緑に混じって漂ってきた。香りが気になった僕は、香りの源を辿ろうと散歩道から外れ林の中を進んでいった。

 林を進むうちに木々が増え、徐々に森になりつつあった。甘い香りが強くなり、目の前が少し開けた場所に出た。緑の木漏れ日の光の中に何かが見え・・・そして、僕は目を疑った・・・。


不定期更新となります間が空くことも…m(__)m

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