裏表の激しい感情を抑えきれない!?
私の感情は、途轍もなく激しい!
『表の顔の私。』
穏やかで、怒りそうにない!
優しそうなお姉さんと言ったところ。
上品で、清楚なイメージが強く出ていると思う。
『裏の顔の私。』
家では、めちゃめちゃだらしない!
妹と一緒に住んでいるが、何時もケンカになる!!!
冷蔵庫に買って置いたプリンを食べた? 食べてないでケンカ!
しかも、、、物凄く激しいケンカになる。
取っ組み合いのケンカ、それが本当の私なのかもしれない...。
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正直、、、職場でも腹が立って! 喉まで言葉が出てきそうになる事がある!
そう言う時は...?
私の【本当の正体】が、みんなにバレてしまう!?
それだけは、、、絶対に嫌だ!!
それに、、、職場に私の好きな人もいるから...。
▽
少しずつ、その人との心の距離も近づいてきている。
『おはよう! 西谷さん。』
『おはようございます! 海田さん。』
『あのさ~ちょっといいかな?』
『何ですか?』
『あのね? 日曜日空いてる?』
『えぇ!? どうしてですか?』
『僕と一緒に、水族館に行かない? 良ければだけどね...。』
『...いいですよ。』
『ホントに!?』
『はい。』
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そして日曜日、、、二人で水族館デートをする。
待ち合わせの場所、もう海田さんは着ていた。
しかも、、、車で迎えに来てくれていた。
『おはよう!』
『おはよ! じゃ、行こうか?』
『うん。』
二人で、ドライブしながらのデート。
密室に二人だけの空間。
何を話したらいいんだろう、、、?
...そんな時、【裏の顔の私】の声が聞こえる。
【今日は、この私とデートすると言うのに、、、この男!? 寝ぐせついて
るし! 車もちょっとダサくねーぇ??】
『凄く、いい車ですね? 海田さん、車好きなの??』
『うん、よくね? 一人でドライブに行くよ~!』
『そうなんだ~!』
【本当に、一人で行ってんのか!? 怪しい男だ! 横に女乗せてんじゃー
ねのか??】
『ドライブって? どの辺まで行くんの?』
『そうだな~! その日の気分で変わるから、楽しいよ! 今度、一緒に
ドライブ行かない? いいところがあるんだよ~!』
【この男!? 次のデートの約束も決めようと思ってんな! ふざけた男だ!】
『いいよ、次はドライブね!』
【お前も、軽い女だな? いいのか? それでいいのか??】
▽
そして、水族館につく。
中に入ると、、、?
大きな水槽に、お魚さんたちが優雅に泳いでいる。
それを見た、私は 『わー可愛い! お魚さん。』
【思ってもないくせに、、、。】
...でも、海田は私を優しく見ていた。
【狙ったんだよ! 見事にこの女に引っかかったな?】
その後も、、、水族館デートを楽しんで、夜はレストランで食事して!
車で家まで送ってもらった。
『今日は、ありがとう! 凄く楽しかった!』
『僕もだよ! 今度はドライブ一緒に行こうね!』
『ううん、じゃ、また明日。』
『うん、、、ちょっと待って!』
...そう言うと?
海田は、私におやすみのキスをしてきた!
『じゃ、おやすみ。また明日!』
『うん、おやすみ。』
【おえっ!? コイツ、、、ないない!?】
▼
家に帰って、今日の事をずっと考えていたのだけど......?
私、海田さんの事、、、好きじゃないかもしれない!!!
だって! 【裏の顔の私】の声がずっと聞こえていたから...。
こんなの、本当に好きと言えるのかな、、、?
よくよく考えたら、、、?
海田さんの悪いところしか、見ていないような? そんな気もする!!!
それに、、、最後の 『おやすみのキス』も嬉しくなかった。
私、この人とは付き合えないと思った。
▽
次の日、、、。
『おはよう! 昨日は楽しかったね! また、行こうね!』
『おはようございます! 昨日はありがとう! また、連れてって!』
【ウソつき!】
こんな感じで、ズルズルと海田とデートをして...。
とうとう、付き合う事になった。
『私は、どうしたらいいの...?』
【本音を、、、言えないだけだよね! 諦めな!】
『好きでもない人と、ちゃんと付き合っていけるのかな?』
【無理だと思うな! 直ぐに別れるよ~! それならいいんじゃない?】
最後までお読みいただきありがとうございます。




