ごめんライダーRX
「くッ・・・
ブラックさん!
ここまで、オレを追い込むとはな・・・!」
リベンジの戦いで、ボロボロになったダークムーンだが、彼もまた「金庫ストーン」の所有者だった。
「ほーほほほ!
ダークムーン!
無様ね!
でも、努力は買うわ!」
「お・・・おお!
女王様!」
「お黙り!」
ちゅどーん!
ダークムーンは、「オカマ」の怒りを買って、雷に打たれた。
「「王様」・・・」
「とってつけたような訂正ありがとう。
けど、あなたに力をあげたわ!」
「お・・・おお!」
ダークムーンは、両腕両脚に新たな装甲を装備していた。
「か・・・かたじけなく存じます!」
「これであなたは、「生起王ダークムーン」よ!
ごめんライダーを倒さなくてもいいから、ぼこぼこにしなさい!」
マッド女王・・・じゃなかった・・・マッド王は姿を消す。
「くそ・・・
ならば僕は、「卑屈パワー」を全開にして・・・」
だが、ダークムーンは・・・
「「金庫ストーン」よ!」
「・・・・・うわーッ!」
二つの「金庫ストーン」の共鳴!
ゴメンライダーの身体が、ぼろぼろになっていく・・・
そして・・・
彼は、硬太郎に戻っていた・・・
「はッ・・・」
愛機ドゲザーを見る・・・
「ドゲザーの生命反応がない!」
変身能力を壊され、愛機を喪った硬太郎だが・・・
「ま・・・負けるか!
お前に、究極の謝罪をするまでは!」
硬太郎の「金庫ストーン」が、あたかも超新星のように輝く!
そして、変身した!
細部が、微妙に変っている!
ドゲザーも、新しく進化している!
「オレは更生の子!
「ごめんライダーRX」!
いくぞ・・・
ドゲザリオン!
覚悟しろ!
ダークムーン!」
ごめんライダーRX!
新たな戦いが始まった!