表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リルアルドの騎士学校  作者: シロ吉
第一部
15/43

第四章(1)

「賊の目的は阻止。しかし、こっちも損害は出てる。人的被害がほとんどなかったのは幸いだったのかもしれないけど、これで勝利かと問われれば微妙なところね。何しろ土足で歩き回られて派手な騒ぎを起こされたんだから」

 明け方。被害状況をまとめた書類に目を通しながらアインは呟いた。

 ここは王都の病院で、明け方にもかかわらず、医師たちが働いている。火傷を負った肩に包帯を巻いてもらったキールは、その病院の待合室でアインと並んで長椅子に腰かけていた。

「同感ですね。負けとも言えないんでしょうけど」

「そうね。けど、こっちもどこの誰なのか掴めてない。何人かは生け捕りにしたんだけど、揃って全員自害してるし。ま、それも公上の話だけどね。こっちに死者を出してないのも万が一素性がバレた時も外交上大きな問題にならないためにでしょう。それでも危な過ぎる橋だとは思うけど」

「それも同感です」

 裏を返せば、一歩間違えれば戦争という危険を冒してでも、任務を達成しなければならなかったということだ。その任務について見当は付いているようだが、アインはそれに触れようとはしない。本人から直接訊こうと思っているのだろう。キールとしてもその方がいいと思う。

 お互いに黙ったところでエリスが待合室に顔を覗かせた。

「教官、キールさん、フィーネさんが目を覚ましました」

 エリスは心底安堵したような顔をしている。命に別条はないと聞かされてはいたが、姉貴分が心配だったようだ。

 その報告を聞いてキールとアインはフィーネの病室に向かう。

 この建物は三階建てになっており、二階と三階に入院施設がある。騎士学校で行われる訓練の中には荒っぽいものも多いので、学校の保健室では間に合わず、ここに入院する生徒も珍しくない。キールは今のところ世話になったことはないが。

 エリスに案内されたフィーネの病室は二階の個室だった。広い割には実に殺風景な部屋。簡素な椅子が数個と棚ぐらいしか物がない。この病室の主役とも言えるベッドは窓際に配置してあり、その上には上半身を起こしたフィーネがいる。その傍らの椅子にはあの戦闘の最中、髪が短くなったイヴが座っていた。

「今は鎮痛剤が効いてるだろうけど、無理はダメだよ。あばら骨が折れてるんだから」

 ちょうど診察を終えたところらしく、初老の医者がそう言い残して病室を出て行く。それと入れ違いにキールたちが病室に足を踏み入れた。ドアが閉められたのを見届けてから、キールは声をかける。

「フィーネ、大丈夫か?」

「これぐらいの怪我はしたことあるし、死ぬわけじゃないから大丈夫よ。鎮痛剤打ってもらってるから痛みもないしね」

 フィーネは問題ないというように右肩を軽く回して見せた。女の子ではあるが、騎士学校の生徒だ。怪我なんかでいちいち泣き言を口にしたりしない。

 それからフィーネは唇を尖らせて言った。

「それにしても、あいつらは何だったの? まともな連中じゃなかったわよ」

「さっきキールとも話してたけど、公式見解としては謎の組織ってことになってる。新聞社とかにもそういう風に話してあるはずよ。ただ一部の連中には本当のことを話してあるし、勘付いてるのもいるみたいだけどね」

 まだ騎士学校の生徒であるキールにはもちろん本当のことは話されていないが、勘付いている人間の一人だ。それを何となく見抜いていたアインに続きを促される。確かに自分が適任だろうと考え、キールはアインに代わって説明する。

「あれは『銀』って組織の連中だ」

「『銀』? 名前からしてクロムガルドの連中だろうけど、銀色なんて騎士団はないでしょ?」

「そうだね。クロムガルドの騎士団の中には『銀』なんて色は含まれてないよ」

「そうです。この前の授業でクロムガルドの軍事関係について習いましたけど、そんな話はまったく出てきませんでしたよ」

 一年生コンビのイヴとエリスが揃って頷く。一応は騎士学校なので他国の軍事事情などの知識は必須事項となる。エリスはこういう試験の成績はトップクラスだったりする。

「知らないのは当然だ。『銀』ってのはクロムガルドの裏の組織。相当ヤバい仕事も請け負ってる。暗殺とか誘拐とかな。公にできるわけねえだろ」

 キールはそこまで言って、一度口を真一文字に引き結んでから覚悟を決めて言った。

「――俺はその『銀』だった人間だ」

 反応は絶句するフィーネとそれ以外に二分した。あの場で気絶していたフィーネ以外の二人はフレッドとの会話を聞いていたし、アインも何度か剣を合わせたことがある。フィーネ以外の女性陣はある程度予想していたのか、思ったよりも驚かれることはなかった。

「なるほどね。あんたの戦い方は、どう考えても特殊な訓練を受けてきた人間のものだったから不思議に思ってたけど、『銀』で手解きを受けたってことか」

 アインの言葉にキールは頷く。騎士学校に入った現在でもキールの戦い方はあれを基礎に置いている。ちなみに最近ではあまり使っていないが、気配を消すことにもキールは長けているし、周囲の群衆に紛れたりすることも得意だ。全て『銀』で習得した技術である。

 フィーネは首を傾げてアインに訊ねる。

「教官は『銀』って組織のことをよく知ってるんですか?」

「あたしも一応はクロムガルドで騎士団長なんてやってた身分だからね、存在ぐらいは知ってるわよ。もっとも十二の騎士団の一角を担っておきながら、存在ぐらいしか知らなかったわけだけど。クロムガルドの軍も決して一枚岩じゃないっていい証拠ね。奴らの動向を知ることができるのは、おそらく騎士団の総長ぐらいのものでしょうね」

 そこまで言ったところでアインは目を見開いた。

「って、ちょっと待った。あんた、もしかしてあの『銀』から抜け出せたわけ!?」

「……ん? それってそんなに驚くことなの、アイン?」

 イヴの質問にアインは「そりゃそうよ」と答えた。

「さっきキールも言ってたように『銀』ってのはクロムガルドの闇そのものよ。かなりまずい仕事もしてるはず。下手をすれば国家を根底から覆しかねないほどのヤバい代物も隠し持ってるかもしれない。そんなところから脱走しようとしたら、消されるのが当然なの」

「そうですね。クロムガルドの建国の時からあるって噂ですから、国家が転覆するほどの重大事件を隠し持ってても不思議じゃありません。だけど、俺はガキだったのでそこまで大きな山にはかかわってませんよ。ご想像の通り抜け出す際は熱烈な見送りを受けましたけどね。人目の付かない山に追い詰められ、結構な傷を負わされて最後は谷底にドボンです」

「あ、だからあの時キールは川から流れてきたんだね」

 イヴは合点がいったように何度か頭を上下させた。フィーネとエリスの過去も辛いものではあるが、さすがにここまで現実感のない話を聞かされるとは思っていなかったようで揃って困惑していた。

「あー、だからあんたたち知り合いだったわけね」

「そういうわけです。俺にとってはイヴは命の恩人なんですよ」

 川に魚を捕りに来ていたイヴが流れてきたキールを見つけて、自宅で手当てをしてくれたのである。あれだけの怪我で谷底に落ちたのだから追手が死んだと思ってくれたことと、イヴの家が人目に付かない隠れ家のように建てられていたことが幸いし、キールは『銀』から逃れることができた。それから数日間一緒に生活をし、キールとイヴはお互いにとっての初めての友達となったというわけだ。

 フィーネが口を挟む。

「でも、あいつらは脱走者のキールが目的ではなかったみたいだったけど。明らかに別の目的があって動いてた」

 フィーネはその『別の目的』に視線を向けた。フィーネだけではない。あの場にいなかったアインも彼女に目をやる。エリスは事情を知っていると思われるキールと彼女を交互に見た。

 その『別の目的』であるイヴ・ハーデルラントは、能天気な彼女にしては珍しく難しい表情をして押し黙っていた。イヴはそういうものだと育てられたので狙われる理由がわかっていながらも、何が問題なのかいまいちうまく説明できないのだろう。キールが代わりに口を開く。

「結論から言うと、イヴは一級の彫り師なんだ」

「――はぁ!?」

「嘘でしょっ!?」

 病院にもかかわらず、アインとフィーネが揃って大声を上げた。伝説にすらなりかけている存在。それこそがイヴ・ハーデルラントという人間の正体だ。

「ちなみに俺の右肩の紋章もこいつが彫ったものだ」

 紋章師の等級は彫り師の等級に依存する。それは今さら確認するまでもないほど常識的なことだ。イヴによって紋章が彫られたということはキールが一級の紋章師であることを暴露してしまったことになる。エリスはあの爆破の特性を持つ青年との会話を聞いていたのでさほど驚かなかったが、他の二人は揃って頭を抱えた。

「……突拍子がなさ過ぎるでしょ。一級の彫り師に紋章師? いくつも戦場を駆けてきたあたしでさえ、そんな奴に会ったことないわよ。あんたが誰かと付き合い始めたって言われた方がまだ現実味があるんだけど」

「教官、それはちょっと聞き捨てならないんですけど。俺に好意を抱いてくれる女の子だっていずれ出てくるかもしれないでしょ?」

「いずれね。そんなんだから、あんたに恋人なんかできるわけないって言ってるんじゃない」

 なぜかアインからは呆れたようにため息を吐かれた。

「ま、そんな話はどうでもいっか。でも、これで納得できたわね。イヴが狙われる理由。あいつらはこの子が一級の彫り師だってことを知ってたんでしょ」

 アインはイヴの傍らに立ち、彼女の金色の髪を撫でた。そこでエリスが首を傾げる。

「あれ? でも、どうしてあの人たちはイヴさんが一級の彫り師だって知ってたんですか?」

「それは私の目が原因だよ。私もよく知らないんだけど、一級の彫り師の目は深い緑色なの。私のお祖父ちゃんもそうだった」

 イヴは特徴的な自分の翡翠色の瞳を指さした。確かに考えてみれば、彼女のような目をした人間には一度も会ったことがない。

「そんなことを知ってるのはごく一部なんだけどね。でも、あの人たちはそんな情報だけでここに来たんじゃない。私がリルアルドにいることはとっくに知られてたんだと思う」

 イヴは一級の彫り師の証だという深緑の瞳にキールを映して言う。

「ごめん、キール。私、キールに一つだけ嘘をついてた。私は旅なんかしてないの。――ううん。正確にはほとんどしてない。私はここ数年、ずっとクロムガルドに軟禁されてたから」

 今度はキールが目を見開いた。キールだけではなく、その場にいる全員がイヴの話に驚きを隠せずにいた。そんな一同を尻目にイヴは話を続ける。

「キールが出て行った後、私は言ったとおり旅に出た。でも、一月もしない内に私はクロムガルドの兵士に拉致されたの。たぶん、その一級の彫り師の特徴が深緑の瞳にあるんだって知られてたんだと思う。今思うとその『銀』って人たちだったのかもね。とにかく、その人たちに私は捕まってクロムガルドの王都に連れて行かれたの。まあ、囚人みたいに酷い監禁生活ではなかったけど。ご飯はきちんと食べられたし、メイドさんが付いてたから身の回りの世話は何でもしてくれたしね。――だけど、私はあの狭い世界に閉じ込められるのが嫌だった。子供の頃からずっと身を隠して生きてきたから」

 衝撃的な話ではあったが、そう考えると辻褄が合う。人一倍食べ物に関心が強いはずの彼女が異国の名産品をまったく知らないことも、男たちに囲まれても意味がわからないほど世間に疎いことも。監禁されて外部との接触を断たれていたのならば、それも無理のない話だった。

 そこでようやく突拍子もない話を頭の中で消化できたのか、フィーネは爪を噛んだ。子供の頃の癖だということだが、今でもイラついたり気分が悪くなったりするとこうしてたまに顔を出すらしい。その悪癖を表に出したまま、フィーネは言った。

「一級の紋章師を生み出せる彫り師。あちこちに火種を抱えてるクロムガルドにとっては喉から手が出るほど欲しい存在でしょうね」

「同感。イヴ、あんた今まで何人に紋章を与えてきたの?」

 アインが訊いた。これは決して興味本位で訊ねているわけではない。上位騎士としての責務だ。特に相手は今現在『銀』なんて危険な存在を送り込んでいる敵国認定寸前のクロムガルド帝国。戦争になる可能性もある。戦力は把握しなければならない。

 その質問にイヴは意外にも首を横に振った。

「私はあの国では一人も墨を彫ってない。私の墨は誰にでも施せるわけじゃない。私が彫る墨はね、その人の信念や願望を具現化したものなの。私の一族の場合はそれが花の形になる。だから、私の一族は『花彫』って呼ばれてるの」

 紋章はクロムガルドなどがあるアイロシオン大陸の東側――このリルアルドよりもさらに遠くの、すでに滅んだとされる島国から伝来したと言われる。その当時は紋章のことを『墨』と呼ばれていたようで、昔堅気の彫り師は未だにそう呼ぶ人間もいる。

「信念や願望ですか……?」

「うん。私のお祖父ちゃんもそうだったんだけど、一級の彫り師には他人がどんな感情を抱いてるか、見抜くことができるの」

 エリスはイヴの言葉に心当たりがあるようで、「それであの時お風呂で……」と呟いた。フィーネも同じように覚えがあるのか、「ああ……」と首を縦に振った。

「その中でも特に波長が合う人は、その人が根底に抱くものまで覗くことができる。私はその心に根付くものを表層に引っ張り出すの。そして、それを元にして墨を彫る。だけど、私は今のところ、キール以外にはそういう人と出会ったことがない。だから、私はまだキールにしか墨を彫ったことがないの」

 イヴにとってキールは友達というだけではなく、そういう意味でも『初めて』の人間なのである。ただ、それは知っていたのだが、人の信念や願望を元に紋章を彫るというのはキールも初耳だった。

 そこで疑問が浮かんだのか、アインが首を傾げた。

「つーか、そもそもどうしてキールに彫ったわけ? いくら波長が合ったとはいえ、初対面の体に紋章を彫ろうとは思わないでしょ。キールが頼んだの?」

「いいえ」

 キールはアインの質問を否定し、イヴがその続きを引き継いだ。

「私たちが彫る墨は、ただ術が使えるようになるだけじゃないの。その人を捻じ曲げてしまう」

 そのよくわからない発言にエリスが言う。

「確かに一級の紋章なんて手に入れば、人生観は変わっちゃうかもしれませんけど」

「違う。性格とかそういう意味じゃない。私たちの墨は運命そのものを変える。それが死ぬ運命だったとしても」

 それでその場にいる全員がキールを見つめた。キールは肩を竦める。

「……ま、そういうわけです。あいつらが死体を見なくても仕留めたと思ったのは、俺にそれだけの傷を与えてたからですよ」

 イヴに助け出されたものの、キールは致命傷を負っていた。手当てをしてもらったところで失われた血液は戻ったりなんかしない。キールは数時間後には確実に死ぬ運命にあった。

 それを変えたのが、イヴが施した墨だ。それによってキールは死なずに済んだ。同時に一級の紋章という珍しいものまで手に入れられたのである。

 経緯を話し終えたイヴが唐突に「ごめんなさい」と謝った。

「本当はわかってた。私が他の国に行けば、絶対にその国に――周りの人たちに迷惑をかけるって。だけど、私は外の世界に出たかった。本で読んだ世界をこの目で確かめるのが、あの閉ざされた世界にいた私の願いだったから。だから、私は屋敷が火事になった偶然の隙を突いて逃げ出したの」

 それが一級の彫り師として生まれ、その力を悪用されないように身を隠し続けてきたイヴの夢。必要最小限の人としか接することなく、外の世界というのはイヴにとって、子供の頃に買い与えられた本の世界だった。だからこそ、イヴは世界を自分の目で見るということに人一倍強い関心を抱いている。

 そんなイヴが初めて買い物以外で山を降りたのが、ふもとの町で行われる祭りの時だった。『銀』として生きてきたキールもそうだったが、初めて外の世界に触れたイヴ。特に花火というものを見た時の彼女の目の輝きをキールは一生忘れないだろう。自分と一緒にいた人間が初めて見せた笑顔だったのだから。

 その話を聞いたアインはため息を吐いて、首を左右に振った。

「今さら謝られてもね。もうこういう事態になっちゃってるんだし」

 自分のわがままのせいで、これほどの事件に発展してしまったことを悔いているのか、イヴは視線を床に落とした。普段は天真爛漫な彼女がこういう風に落ち込むのは珍しい。そのイヴの頭にアインは再び手を乗せた。

「勘違いするんじゃないわよ。出て行けなんて言ってるんじゃないんだからね。もうあたしたちは他人じゃない。あんたはあたしの教え子でしょ。なら、卒業まではきちんと見守る義務があるんだから」

 そう。もう他人ではないのだ。関係性――そこには確かなつながりがある。守る動機としては充分過ぎるものだ。

 アインは病室から出て行こうとする。その背中にエリスが声をかけた。

「教官、どこに行くんですか?」

「今の話、さすがに王に伝えないわけにはいかないでしょ。今のあたしは一応リルアルドの上位騎士なんだからね。――ま、大丈夫よ。うちの王様は女の子一人を放り出せるほど外道じゃないから。それに考えようによってはクロムガルドに大きな貸しを作れるかもしれないしね。それでもごちゃごちゃ渋るようなら、あたしが言うこと聞かせるから」

 とても一臣下とは思えないことを言い残して、アインは病室を後にした。

 その姿を見送ってから、キールは一度大きく背伸びをする。

「さてと、フィーネも問題なさそうだし、俺もちょっと外に出てくる。『銀』がまたやってくるかもしれないからな。イヴ、絶対に一人にはなるなよ」

 イヴが「うん」と頷くのを見届けてから、キールも病室から出て行った。

 朝日が病院内に射し込む。ラッセルの店はまだやっていないだろうが、叩き起こしてでも武器を揃える必要がある。投擲用のナイフの数が心もとない。

 もちろん、イヴを守りたいとは思う。だが、それとは関係なく、キールはもう一度『銀』と――フレッド・シーカーと対峙するつもりだった。リルアルドの騎士見習いとしてではなく、かつて似た存在だったものとして、この戦いは避けられない。キールは心のどこかでそのことを確信していた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ