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ロリ巨乳美少女にTSしたら、Vtuberなお姉ちゃんにVtuber界に引きずり込まれました  作者: 九十九一
2024年 2月

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#208 屋上での一幕、なんてことない会話

 薄いです!(本当だよ!)

「いやぁ、阿鼻叫喚だったね」

「そうだな。……今回の抽選、倍率高かったらしいしな。たしか、最初は五万台だっけか。で、応募数はその1000倍以上。最低でも五千万人くらいが応募した感じか」

「すごいよね……。僕たちはタダで貰っちゃってるけど……」

「あたしはなんかアルバイトの対価に近い状況になってるけど、それでもタダだしねぇ」


 お昼休み。


 屋上で三人揃ってお昼ご飯を食べるのが恒例になりつつある……というか、もう恒例だよね。

 僕たちの場合、色々と共有してる秘密(?)があるから、それをお話しするのに屋上は色々とありがたいし、便利だもん。

 人が少ない……というか、あんまり来ないからね、ここ。

 いても離れたところだし。


「アルバイトか……こう言ってはなんだが、ああいう事務所系って、学生のバイトはないイメージだよな……」

「あ、それ、あたしも思った。仕事内容的に、営業とかも含まれてるから、まずないよね、あれ。そもそも、高校生ができるバイトってイメージがないよね」

「たしかに……? そう言えば、麗奈ちゃんってアルバイトはしたことあるの?」

「あたし? んー、一応ないわけじゃないけど、あっても飲食店とか……あ、変わり種だとあれ、受付スタッフ。通販の」

「そんなのがあるのか?」

「意外にあるんだよね。しかも、高校生でも時給がいいから、高校生が一気に稼ぐ、っていう意味では結構ありな奴」

「へぇ~。でも、そう言うのってすごく大変そうだよね」

「うん、実際大変だった。たまにクレーム来るからね、あれ。あと、電話対応って結構面倒くさいんだよねぇ……。特に、年配の人からの注文だと、説明が難しいという……」

「「あぁ~~~……」」


 たしかに、年寄りの人の中には耳が遠い人がいるし、何より色々と情報や技術について行けてないから、そこに対する説明も必要だもんね……。

 そう考えたら大変かも。


「そう言えば、椎菜ちゃんはバイトしてたんだっけ?」

「うん。一年生の時に、喫茶店でアルバイトしてたよ」

「そう言えば気が付いたら辞めてたよな、椎菜。その辺りの理由を知らないんだが……」

「特に大きな理由がある、って言うわけじゃないんだよね。それに、アルバイトを始めた理由も、社会勉強って言う意味合いが強かったし。あ、でもすごく楽しんでたし、辞めたのだって、元々一年生の間だけ、っていう契約だっただけだから」

「そうなのか。まあ、椎菜が何の理由もなく辞めるわけないし、面倒くさいからとか、嫌になったからとか、そんな理由で辞めるわけないか」

「うんうん。椎菜ちゃんって責任感とかちゃんとあるから、そう言う理由では辞めなさそう」

「無責任に辞めるのはダメだからね。でも、あのお店で働くの楽しかったなぁ」


 個人経営の喫茶店ではあったけど、すごくアットホームな場所だったし、店長さんも優しい人だったし。

 一応、八月までは何度か足を運んでたけど……女の子になってから、行けてないんだよね。

 ……近いうちに行こうかな?


「行ってみてもいいんじゃないか? たしか、個人経営の喫茶店だろう? 多少融通は利くんじゃないか?」

「たしかに。なんだかんだで人手不足ってぼやいてた時もあったし……うん、やっぱり近いうちに行ってみようかな。女の子になってから一度も行ってないし……」

「え、そうだったの?」

「なんというか、さすがに言い出しにくかったので……」

「だろうなぁ。俺だって、前働いてた場所に今の姿で行くとかさすがに無理だな」

「なるほどねぇ……。リセットほどじゃないにしても、人間関係が大きく変わっちゃいそうだもんね、TS病」

「僕たちの場合は高校生だったのがよかった気がするよ」

「あぁ。これがもし社会に出た後だったら、色々と面倒だったろうな」

「そうだね」


 学生の内であれば、少しの間学校を休むくらいで済むかもしれないけど、大人でなっちゃったらさすがにお仕事を休むわけにもいかなくなるだろうからね。

 一応、毎月お金が口座に振り込まれるようにはなってるけど、あれだって三年間限定だから、その後のことをしっかり考えなきゃいけないわけで……うん、やっぱり学生でよかった……。


「話は戻すが、今日はなんていうか、イベントの抽選発表日みたいになってたな」

「だねぇ。さっきも言ったけど、阿鼻叫喚だったよね。というか、当てた人ほとんどいないんじゃない? うちの学園で」

「さすがに椎菜からの幸運伝染はほぼなかったみたいだからな」

「幸運伝染って何!?」

「椎菜ちゃんの幸運って人に伝染するから……」

「さすがにしないよ!?」


 え、しないよね?

 さすがにないよね!?


「うーん、よく考えてみたら、イベントの抽選だって当たった人と当たってない人がいたわけだし、何か条件があったり?」

「そうだな……考えられるとすれば、椎菜からの相手への好感度、とかか? 椎菜からの好感度が高いと伝染する、みたいな」

「あ、なるほど。でもそれ、ぷりしんぐのるいちゃんはどうなのかな? ほら、抽選当たってるみたいだし」

「なるほど? ……なぁ、椎菜。鈴芽るいに対してはどう思ってるんだ?」

「ふぇ? るいさん? まだ一回しか会ったわけじゃないけど、すごくいい人だったし、お友達かな? 連絡先も交換したし、VRゲームがもし当たったら会おうねって約束もしてるよ?」


 配信が終わった後に、LINNの交換したからね。

 それに、すごくいい人だったし、僕にとって、大先輩みたいなものだし。

 そもそも僕、まだ半年くらいしか経ってないんだけどね……。


「柊ちゃん、判定は?」

「確定」

「だよねぇ。正直、先生とか絶対当たってるよね」

「椎菜から見た田崎先生の好感度とか、青天井だろ。だからまあ、当たってないわけがないだろうな」

「やっぱりそう思うよね。あたしも。……そう考えると、椎菜ちゃんって本当にこう、存在が反則だよね。うん。マジ神様」

「神様じゃないからね!? あと、反則って!?」


 何をどうしたら僕が反則なんて思うの!?


「椎菜は無意識に幸運を引き寄せるからな。昔から幸運だったが、最近は輪をかけてそれが凄まじいことになってるしな」

「凄まじいって……まあ、僕もあれ? なんだか最近運がいいかな……? とは思ってるけど……」

「あ、自覚あったんだ」

「さすがに、福引とか宝くじを続けて当ててたらちょっとは思うよ?」

「自覚があるだけマシだな。椎菜の場合、本当に無自覚な場面が多すぎる」

「そ、そうかな?」

「あぁ。というか……ガチャとかがいい例だろ。いつぞやのオンラインゲームの配信とか、他にガチでやってる人からすれば羨ましい飛び越えて嫉妬に駆られるレベルですごいことになってたしな。普通はあんなでない」

「あぁ、あれねぇ……」

「僕はよくわからなかったけど、あれすごかったんだよね? 虹がたくさんだったし」

「すごいなんてものじゃないし、普通はチートとか疑うんだが……」

「まあ、椎菜ちゃんの運がチートなのは事実だよね」

「そうだな」

「チートって……」


 僕としては、普通にしてるだけなんだけどなぁ……。

 でも、最近は幸運な出来事が立て続けに起きてるし、運がいいんだろうなぁ、とは思ってるけど……。

 未だに、怖いしね……十億円事件。


「というか、抽選に応募してた奴、結構いたよな」

「そう言えばそうだね?」

「学生が買うにはかなりきつい値段なのにねぇ。でも、バイトをしてる人なんかは応募してる割合が高かったかな?」

「お年玉で買う、って言うのも人によってはできない金額ではあるが、バイトをしてたらそこに追加で行けるからじゃないか?」

「なるほど。ちなみになんだけど、もしも貰うことになってなかったら、二人は買ってたの?」

「俺は……まあ、多分買ってたな」

「あたしも買う予定だったよ。まあ、その前に魔境の魔王からメールが来たんだけどね! だから実は抽選に応募してない……というか、途中でキャンセルしたんだよね!」

「あ、応募はしてたんだ?」

「そりゃあたしも欲しいもん! 二人と電子の海で遊びたいし! あと、人気のVTuberの友達がVの姿で一緒に遊んでくれるってすごいじゃん!? 何そのマンガ! って言いたくなるくらいのことだからね!」

「言われてみればそうだな……。まあ、俺は人気と言っていいのかわからないが……」

「いや人気でしょ、司君と凪刃ちゃん」

「俺だけ二つ名前があるのおかしくないか? やっぱり」

「一応、僕も通常と姿とオルタの姿があるけど……」


 オルタの方に関しては、あれは寧々お姉ちゃんとプレイしたゲームが原因だけど……。

 それはそれとして、小夜お姉ちゃんがすごいと思います、あれに関しては。


「椎菜の場合は、名前の後ろにオルタが付くだけだから、実質一名義だろ。俺なんて、キャラの苗字すら変わるからな。……運営、本気出し過ぎだと思うんだ」

「何を言ってるの、柊ちゃん。みたまちゃんのママとか、短期間に大量の衣装をポンとお出ししてるよ?」

「……そうだった」

「誕生日の時も貰ってるけどね……」

「あの人、速筆なんてレベルじゃない気がするんだが。いや、らいばーほーむに関わってる人は大体そうな気がするが」

「3Dモデルでさえ早いしねぇ。……あ、話は戻るけど、椎菜ちゃんももし、VRゲームを貰えてなかったら買ってたの?」

「うーん、どうだろう? 買わなかったかも?」

「ほほう、その心は?」

「あんまり興味が持てないと思うから?」

「あー、まあ、椎菜自身はそこまでゲームをするわけじゃないからな。たしかに、買わなくてもおかしくはないか」

「うん」


 VTuberを始めてからは、ゲームをすることが増えたけど、その前までは柊ちゃんの言う通り、あんまりやらなかったしね。


「そう言えば、明日はアナザー・ファンタジアでコラボが来るわけだけど、二人はやっぱり配信するの?」

「あ、うん。するよ!」

「俺は元々ゲームはやってたが、今回はガチャ配信をするつもりだよ」

「お、じゃあ楽しみにしておかないとね! まあ、椎菜ちゃんに関しては、二回十一連を引いただけで、コンプリートしそうだけど」

「それどころか、百十連以内で完凸させそうだけどな」

「さすがにないと思うよ!?」

「「……(生暖かい目)」」

「あの、なんで二人ともすごく生暖かい目を向けるの? ないよ? さすがにそこまでのことはしないからね!?」


 僕の言葉を受けても、二人は生暖かい目をやめませんでした。



 その後は他愛の無いことをお話して、午後の授業も終えて帰りのHRに。


 その際に、


「VRゲーム当たったわ」


 先生がそんなことを言いました。

 先生、本当に運がいいんだけど……これ、麗奈ちゃんと柊ちゃんが言ってたことが現実になったわけじゃないよね? そうだよね!? そうに違いないよね!

 ……まあ、何はともあれ、明日はコラボガチャ配信かぁ……。

 うん、やっぱりみんな欲しいかな。

 クソどうでもいいことですが、「しいな」と入力すると、予測変換に「シイナニウム」が出るようになってた件について。どういうこと???

 次回からまたガチャ配信に戻ります。

 もう先に順番暴露しちゃいますが、いるか→はつき→ふゆり→みたま→四期生の順番になります。

 四期生は前回言ったようにダイジェストです。マジで私が死ぬからッ……!

 細かい描写とかは、まあ、今後どこかで余裕ができたら挟むとか……もしくは、最近ちょっと考えてるレギュラーキャラというか、メインキャラたちの過去話や私がやりたい放題するためのIFをやるためだけの外伝的な物でやるかー、なんて思ってます。

 まあ、未定だけどね。今はやることが多いので……!

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― 新着の感想 ―
ふゆりさんのガチャ配信楽しみロリコンだから
本当にダイジェストになるんだろうか?
柊ちゃんは単独じゃない…ダイジェストされる…まぁ仕方ないよね
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